櫻子さんの足下には死体が埋まっている わたしを殺したお人形
発売日 :
2019/12/24
「骨が、繋がらないんだよ」骨と真実を愛するお嬢様と少年の胸躍る謎解き!
北海道・旭川。
冬の川で、僕、正太郎は櫻子さんと、無残なご遺体を「拾った」。
けれど彼女となら、そんな日々すら続けばいいと願ってしまう。
そんな僕のもとに、新聞記者の八鍬士(やくわ まもる)という人が現れた。
事件に遭遇しがちな僕らを怪しんでいるらしい。
彼は櫻子さんに、美しい頭蓋骨の写真を見せた。
事故の被害者が持ち歩いていたという、女性の頭蓋骨。
そして僕らに「探偵ごっこを見せてほしい」と言い出し……。
櫻子さんが、美し過ぎる頭蓋骨の謎を解く!
冬の川で、僕、正太郎は櫻子さんと、無残なご遺体を「拾った」。
けれど彼女となら、そんな日々すら続けばいいと願ってしまう。
そんな僕のもとに、新聞記者の八鍬士(やくわ まもる)という人が現れた。
事件に遭遇しがちな僕らを怪しんでいるらしい。
彼は櫻子さんに、美しい頭蓋骨の写真を見せた。
事故の被害者が持ち歩いていたという、女性の頭蓋骨。
そして僕らに「探偵ごっこを見せてほしい」と言い出し……。
櫻子さんが、美し過ぎる頭蓋骨の謎を解く!
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 748円(本体680円+税)
- ISBN: 9784041080535
シリーズ作品
一覧で見る
角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
-
ゴンゾウ@新潮部2021/12/25113ネタバレありもはや惰性で読んでいる。花房の正体は一体何なのか。依然、混沌としている。
-
芳樹2020/04/04101ネタバレあり花房は死んでいた––。衝撃を受ける正太郎の前に、櫻子とともに遭遇してきた事件を知る八鍬が現れる。二人が事件を引き起こしているのではと怪しむ八鍬は、無実を証明せよと二つの死亡事件の解明を迫る。頭蓋骨を携えたひき逃げ事件の被害者。頭部がない人形の前で縊死した女性。二つの死を追った先で見えたのは…。今回は実に複雑なストーリー展開で、読んでいて昔々のアドベンチャーゲームをプレイしているような気持ちになりました。「花房」とは誰なのか、そして遂に亡霊に囚われた正太郎は本当に『約束』を果たすのか。次巻も楽しみです。
-
dr20062020/10/1492第15弾の今作は、短期間に多くの怪事件に絡む正太郎と櫻子の二人が怪しいと取材してきた新聞記者八鍬が、人の頭蓋骨と供に事故死した謎の事件を持ち込む。長閑な北海道で次々起きる奇怪な事件に対し、骨好きで非常識な法医学者が活躍するというユニークなプロットが斬新だった本シリーズ初期への回帰もあり、ミステリーの複雑さも心地よかった。作中「そのことを後で知ることになる」と思わせぶりな過去完了形が書かれることがある。絶対的な櫻子に対し成長する正太郎、その恋人でも兄妹でも師弟でもない正太郎と櫻子の関係の変化が気になる。
-
桜父2020/01/1387ネタバレあり櫻子さんシリーズ15巻目。櫻子さんと正太郎の前に「えぞ新聞」の記者「八鍬士」が現れ、2人が頻繁に事件に遭遇する事を疑い、ある事件の写真を見せ解決を依頼する。それは、鞄の中から頭蓋骨が出て来た写真だった。事件の調査を進める内、戦前にアメリカから送られた人形に解決のカギがある事を見つける。過去、遭遇した事件の犯人も登場するが、今回の事件の解決はスッキリとしませんでしたね。「花房」が誰なのか?花房の亡霊達がいるとは?「正太郎」が罪を犯すとは?
-
よっち2020/01/2766旭川の冬の川で無残な遺体を拾った正太郎と櫻子さん。そこに事件に遭遇しがちな彼らを怪しむ新聞記者の八鍬が現れ、「探偵ごっこを見せてほしい」と言い出す第十五弾。流れで医学部を目指すために鴻上と一緒に勉強することになったのはいいことなんだろうと思いますけど、彼女と正太郎が付き合っていると勘違いしたり、記者が同行していても相変わらず型破りだったり、エキセントリックな櫻子さんを久しぶりに思い出しました(苦笑)でもそんな危うい彼女がどこに向かっているのか、危惧する正太郎ともども今後の展開が気になるところではあります。
powered by
レビューをもっと見る