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本夜見2020/06/0131ネタバレあり前世からの恋を実らせたカイドとシャーリー。婚約報告に上がった王城で、王女・アジェーレアに問われる『狼領主が怖くないの』と。シャーリーの想いを聞いた王女は、二人の恋の美しさを知り欲するようになる『カイド・ファルアを私にくれない?』そして二人は領地に戻らぬよう留め置かれる。先に領地に帰した親友・イザドルの死、国王の死、兄王子の失踪。玉座についたアジェーレアの狂気が深くなってゆく。そして離ればなれになった二人の絆が試される。『愛される王族』という言葉で歪んでいった王女の心の闇が恐ろしい。どうなる事かハラハラした
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かなで2020/11/0417ネタバレあり【web版既読済み】 シャーリーのお嬢様感が出てしまってかなり振り回されてるカイド。この巻は、本当に王族の血とは呪われてるんじゃないかと思う。王族の血がすべてを引き起こしてる。それが怖くてたまらない話。 カイドはたまらなく狼領主としての権威と迫力と恐怖を示してるけど、お嬢様には全く効かないのが面白い。ウィルフレッドもサムアとジャスミンに赦されて良かったという気持ち。多分ウィルフレッドも前世と現世の差をそうしなければ埋められなかったのだと思うけど、そもそもウィルフレッドに必要だったのは無償の愛だよね…。
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陸抗2019/06/1816結婚の許しを得るために、王城へとやって来たカイドとシャーリー。王の許しを得て、ライウスへ戻ろうとしたら、とんでもない化物が二人の前に塞がった。彼女の無邪気な台詞に、思わず鳥肌が立った…。ライウスでのあれこれも酷かったけど、王城に隠されてた毒も凄まじい。今までよく、隠してこれたと思うくらい。シャーリーの犠牲と、ライウスこ大切な子達のお陰でなんとか乗り切ったけど、今後はもう少し穏やかな生活を希望したい。
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霖 - rin -2023/04/0512Kindle unlimited…カイドはもう一生シャーリーに勝てないだろうなぁ…。最後の絵が良かったです、可愛い可愛い可愛い。なろう以上にアジェーレア様の狂気を感じて恐ろしかったし、何といっても私の大好きな大好きな宝石のくだりがカットされていたこと…涙 何故、何故ですか…あそこすごい好きなのに…。その代わりに加筆されてた冒頭は号泣でしたね。あぁシャーリーとカイド、サムアとジャスミンとウィル、イザドルと恩人の平民さん、カロンとセシルとアデルみんなみんな幸あれ!
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ハナ2019/05/269ネタバレあり結婚の許しを得るため王城に向かったシャーリーとカイドだが、王家の揉め事に巻き込まれてしまうシリーズ第3弾。う~ん。メイド設定だったのに、今回普通にお嬢様してるし、そのことを誰もつっこまないことに違和感感じる。性格もやけに明るく天然になってるし。でも天然の悪女であるシャーリーに振り回されるカイドがすごく楽しい。2巻で前世のことに区切りをつけたはずが、逆に今度こそ間違えないと決意することで酷い窮地に立たされることに。様々なしがらみに縛られながら、それでも最後に還るところはお互いっていう ところに愛を感じる。
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