スカルアトラス楽園を継ぐ者 1

発売日 : 2019/04/10
天才考古学者と古代兵器の少女が遙かな歴史を紡ぐ――幻想浪漫譚。
万能元素エーテルの飽和により巨大化したモンスター。世界は蹂躙され、人類の文明は滅亡した。――それから幾星霜。地上五百メートルの円柱上に築いた楽園ベルバで人類の子孫は生き延びていた。
 ベルバ円柱の地下に眠り続け、氷結の眠り姫と崇められる巨大骸骨の化石兵器スカルアトラス――。彼女に恋い焦がれる考古学者クレイは、その意志を持った化石兵器の覚醒に立ち会う。アジュールと名乗る少女に擬態したスカルアトラスとともに、クレイは閉塞した世界を変革していく。時を同じく、絶滅したはずの最強種ドラゴンの復活が囁かれ……。
 青年は巨大化石兵器を駆り、神話の獣を討つ! 歴史紡ぐ幻想浪漫譚、開幕。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 737円(本体670円+税)
  • ISBN: 9784049124583

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

シリーズ作品

電撃文庫の新刊

  • 陰キャの俺が席替えでS級美少女に囲まれたら秘密の関係が始まった。 2
    陰キャの俺が席替えでS級美少女に囲まれたら秘密の関係が始まった。 2
    美少女たちの言いなりになるのも陰キャの使命!?
    星野星野 (著者) / 黒兎 ゆう (イラスト)
    発売日: 2025/07/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • ゲーム・ウィズ・スローン 無限死行
    ゲーム・ウィズ・スローン 無限死行
    逃げ場のないデスゲームと化したVRSLO。攻略に挑む少年の運命は――
    夏海公司 (著者) / SOLANI (イラスト)
    発売日: 2025/07/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • この青春に、別解はない。 デルタとガンマの理学部ノート 2
    この青春に、別解はない。 デルタとガンマの理学部ノート 2
    理系部活×日常の謎、第二弾。さあ、青春のフィールドワークへ。
    逆井 卓馬 (著者) / 遠坂あさぎ (イラスト)
    発売日: 2025/07/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • 最強の悪役が往く~実力至上主義の一族に転生した俺は、世界最強の剣士へと至る~ 2
    最強の悪役が往く~実力至上主義の一族に転生した俺は、世界最強の剣士へと至る~ 2
    最凶の悪役、力を求めてエルフの里を蹂躙する!
    反面教師 (著者) / Genyaky (イラスト)
    発売日: 2025/07/10
    電撃文庫
    試し読みする
  • 死なない少女の屍体は、ここに。
    死なない少女の屍体は、ここに。
    不死身の騎士団長は、なぜ殺されたのか。
    築地俊彦 (著者) / 切符 (イラスト)
    発売日: 2025/07/10
    電撃文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • 黎明卿(禍腐渦狂紳士タッキー)
    2019/05/15
    ネタバレあり
    【わたしの中心にふさわしいのは、クレイだけです(アジュール)】第1巻。天才考古学者・クレイと目覚めた古代兵器の少女・アジュールが紡ぐ幻想浪漫譚。生身の女性よりもスカルアトラスに夢中のクレイの化石バカっぷり、アジュールだけに戦わせずクレイも彼女の一部となって戦う戦闘スタイル、神話級のドラゴンとの戦闘などとても面白い作品でした。特にクレイを通じてアジュールが人間らしくなっていくのが温かく、シークが抱えていたものが切なく感じました。アジュールの他の姉妹たちはどんなスカルアトラスなのかこれからが楽しみです!
  • まっさん
    2019/05/22
    ★★★★ 万能元素エーテルの飽和により人類の生活は豊かになる一方巨大化したモンスターの出現という未曾有の事態を引き起こし、彼らは巨大骸骨の化石兵器〈スカルアトラス〉を用いて対抗する。しかし世界は蹂躙され、人類の文明は滅亡してしまう。660万年後、地上500メートルの円柱状に築いた楽園〈ベルバ〉で人類の子孫は生き延びていた。ベルバ円柱の地下に氷漬けの状態で眠り続ける過去の遺産スカルアトラスに恋焦がれる考古学者クレイは絶体絶命の危機に陥った時その意志を持った化石兵器の覚醒に立ち会う。アジュールという名の美→
  • ホシナーたかはし
    2019/04/19
    幼馴染ツンデレ、巨乳おっとり、そして見た目美少女中身人外。いずれも主人公に惹かれているハーレム状態が、ネット小説やラノベでよくある設定で読んだ覚えがあり、新鮮味が皆無、一人称なのか三人称なのか分からない文章、シークの物言いが気になって挫折。気になるなら中古で充分か、似た話で「骸龍興亡記」のほうをお勧めします。
  • 真白優樹
    2019/04/11
    万能元素の飽和により文明が滅び、人類が空へ伸びる柱の上で暮らす世界で、考古学者の青年と眠りから覚めた兵器が出会い始まる物語。―――二つの想い重なる時、意志は継がれ伝説が再び目を覚ます。 終末の風吹く末期の世界、古代兵器の少女との恋、そして伝説を再び目覚めさせる神話が如き戦い。 読み応えの物凄い、正しく傑作と評したい物語であり、王道の展開に心躍る心地よさが胸を駆け抜ける、真っ直ぐに面白い物語である。伝説を再び目覚めさせ、新たな未来へ踏み出した彼等を待つ、未知なる世界の在り方とは。 次巻も須らく期待である。
  • HANA
    2019/07/08
    古代兵器を軸にしたファンタジー。考えられた世界観が今後良い感じに広がりそうな雰囲気。主人公がなんだかんだ良いキャラなので不快感もないしヒロインとの関係も良かった。