東京×異世界戦争 自衛隊、異界生物を迎撃せよ

発売日 : 2019/05/10
異世界が東京を侵食する日、首都は戦場となる。極限の戦いの行方は――?
残暑の厳しい九月十四日未明。東京都江東区有明の一画に、一夜にして直径五十メートルを超える大穴が空いた。底知れない空洞の出現に、都は対応に追われ、メディアはニュース特番の編集に勤しみ、付近に住む人々は避難を余儀なくされる。 
 翌日。自衛官・薮木環樹は娘・花音との約束をキャンセルして、この異常事態に対処すべく霞ヶ関を訪れていた。そこで、有明の洞穴から異世界の生物が這い出し、都民を襲っていることを知る。
 折り悪く、花音は友人と共に、イベントが開催されているビッグサイトに向かったはずであった――。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784048939638

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みんなのレビュー

  • まりも
    2019/05/12
    これは突如異世界に侵食された東京を守る為に、決死の覚悟で戦いに挑む人間達を描いた物語である。他の方が書いている通り題材そのものはGATEとシン・ゴジラを足して2で割った感じではある。ただし、それだけの作品では決してなく、巻末の膨大な参考文献の多さからなる圧倒的な臨場感のある描写と、極限状態に追い込まれた人々の勇気と正義が胸を熱くさせる人間賛歌が織り成すハーモニーの見事さを存分に発揮していた。心にズシっと来るものを求めている方には是非とも読んでもらいたい。そんな1冊だった。
  • まるぼろ
    2019/06/06
    ある日突如有明の一角に巨大な大穴が出現、そこから異界の生物が這い出し都民を襲い出す事態に発展するが…というお話です。とても面白かったです。個人的にはこの作品で異世界の「人間」が出てこない事で、シン・ゴジラや安生正さんの生存者ゼロ等を思い出しながら読んでました。政府の判断や自衛隊員、その他活躍する民間人など真に迫った内容でしたが、後書きの次ページに連なる参考文書の数々を見て納得。環樹と花音に明葉と由見先生などの親子の絆や成長の物語も見れて大満足な内容でした。流石に続きは無いと思えるので、次回作にも期待です。
  • サケ太
    2019/05/15
    現代社会に突如として現れた異界の怪物たち。それに抗う人々。異界の驚異はまさしく災害といった感じ。あり得ない事例に対してグダグダしてしまうが、それも現代社会、自衛隊としてのしがらみか。
  • しぇん
    2019/05/10
    確かにこれはシンゴジラとgateの合成作品ですね。法案との戦いの部分はシンゴジラ。戦闘は戦死者が多いシビアになったgateという感じですね。初め無能多いのかな?と思ってましたが、無能というより人の命をを使い捨て、自分の出世の為にする酷いやつがいただけだったのはある意味良かったかなと。無能過ぎるものがいる展開は萎えますからね。参考文献の多さにも驚いたり。
  • のれん
    2019/05/18
    表紙から漂うシンゴジラフォロワー感。 ただ個人的には劇場版パトレイパー2感も感じる。官僚の出世欲に塗れた遅れた制度、責任を押し付け合い出し渋る政治家、そしてその間にも犠牲になる民衆と前線の自衛隊たち。 はたしてそれは災害派遣か、それとも防衛派兵か? 戦後日本の矛盾。こんな状態をなあなあと続けられる日本特有のお国柄。度胸ないくせに肝心な所でアクセル全開にする不器用さと言えば良いのだろうか、と苦笑する。  首相の決断力などご都合主義とテンプレ感はあるんだけどエンタメある政治劇は演出出来ていた