ワールドエンドの探索指南
発売日 :
2019/07/10
終末の〈学園〉で始まる、ボクと彼女のサバイバルファンタジー。
さあ、地図をつくろう。ボクらの世界を取り戻すために――。
ボクたちが生き延びるには『地図』が必要だ。安全な場所が記され、『ミサキ』と呼ばれる怪物たちの居場所が分かる道標が。
〈学園〉で目覚めたボクは、今日も仲間たちと探索に出かける。未開の地を調べ、ミサキを倒し、ポイントを稼いで〈学園〉に貢献する。これがボクらの毎日。
地平線上の巨大な建造物〈ミハシラ〉に焦がれるボクは、ある時、世界への違和感を訴える女の子と出会い……。
ボクたちが生き延びるには『地図』が必要だ。安全な場所が記され、『ミサキ』と呼ばれる怪物たちの居場所が分かる道標が。
〈学園〉で目覚めたボクは、今日も仲間たちと探索に出かける。未開の地を調べ、ミサキを倒し、ポイントを稼いで〈学園〉に貢献する。これがボクらの毎日。
地平線上の巨大な建造物〈ミハシラ〉に焦がれるボクは、ある時、世界への違和感を訴える女の子と出会い……。
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 693円(本体630円+税)
- ISBN: 9784049125238
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電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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スズ2020/02/0923崩壊した世界に佇む謎の学園で目覚めた少年《貝殻》こと乙丸タイキは、荒廃した世界を調査し地図を広げる探索に出発し、町に蔓延るミサキと呼ばれる化物達と戦い、逃げ、仲間を殺される毎日を送っていた。そんな中、管理された学園と世界に異議を訴える不思議な少女ヤヒロと出会い…。これは面白かった。滅びた世界と町の風景は『終わりのセラフ』みたいな空気を感じ、仲良く探索に出ていた仲間も容赦なく皆殺しにされる容赦のなさも物語に緊張感を与えている。まっすぐに進み続けるヤヒロと、彼女に出会い大きく変化したタイキの旅路を見届けたい。
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のれん2019/07/1314ネタバレありいや学生の思考じゃないよね……と思ってたら案の定上位世界に情報統制される話じゃったか。てかファンタジーじゃないよSFだよ! 敵の遺体利用や上位存在など既視感が大きいのも確か。しかし、地図を広げる探索隊というパーティー感に新鮮さを感じた。 町内地図の切れ目の先にはなにがあるんだろうか。googleマップじゃあまり思い出さなかったあのワクワクを体験させてくれるというなら、大いに期待だ。
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AKF-ZERO2019/09/1413カラピンで騙された! 完全にこのメンバーがメインパーティと勘違いさせられました。どおりでカラピンと表紙キャラの特徴が一致しないわけです。地図を題材に取り上げた新シリーズですが、序盤から中々にハードです。この人数でこの危険な世界を旅ってさすがに無茶なような…。
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真白優樹2019/07/1113謎の学園で目覚めた子供達が怪物達が蠢く世界を探索する世界で、落ちこぼれの少年が世界に違和感を抱く少女と出会い始まる物語。―――生き延びろ、この全てが騙された世界で。 始まりは小さな違和感、だけどその違和感の先にあったのは世界が自分達を騙していたという哀しき真実。 終末であり子供達の命が何処までも軽い、そんな哀切に満ちた独特の物語であり、そんな中でも自分達の希望を信じ戦い抜く少年達がどこか悲壮ながらも格好いい、安定して面白い物語である。幻想を置いて進む先、この世界の本当の姿とは。 次巻も楽しみである。
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みやしん2019/07/2111奇抜な萌えやチートが無くてもオーソドックスな作り方で、充分世界観を魅せられる好例。途中で、聞き耳を立てられているとも知らず思いっきり説明口調で会話するスタッフにOVA全盛期のアニメみたいなノリだなって思ったり。謎の解明はまだ濁されており、続きも気になるところだが、このまま幕引きでもいいのではないかとも思う。昨今のラノベにしては珍しく登場人物を絞った作品。もうちょっと盛り上がりに高さがあれば。
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