この声が届いたら、もう一度きみに会いにいく

発売日 : 2019/08/10
一生でいちばん好きになったきみは、世界のいちばん遠くにいる。
大学4年生の理央は真夜中、偶然あるラジオ番組に出会う。
「元気だった?」優しく語りかけるようなパーソナリティ・ツカサの言葉に背中を押されて悩み相談を送った翌週、ツカサから励ましのメッセージが届く。
お礼のメールをきっかけに近づく理央とツカサ―司―の距離。
いつも前向きな司に惹かれる理央は勇気を出して会う約束をするが、なぜかすれ違ってばかりで……?
姿を見ることも、触れることもできない。でも君の声は、確かに届いていた――一生で一度の恋に出会った、ひと夏の奇跡の物語。
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784040733395

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みんなのレビュー

  • 佐島楓
    2019/08/15
    これは切ない。普通の恋に発展していくのかなと思っていたら、まさかの展開。さらに二人の間には、絶望的な障壁が立ちふさがる。それはどうにかできる種類のものではない。ご都合主義にならないところが、かえってよかったように思う。素敵な物語だった。
  • チェス
    2025/02/11
    軽く読める
  • ひぬ
    2020/09/29
    積読本の山から。カバー絵に惹かれ、購入。普段読まない系統の物語でしたが楽しめました。ちょっと不思議な感じが好きでした。二人の間の隔たりは最初は何となく気付いていましたが、明確にされるとやっぱりちょっと辛かったです。最後は予想を裏切り、切なかったですが、どことなく柔らかいエンディングでした。自分の道をしっかりと歩んでいる理央が見れて良かったです。
  • えあり
    2019/09/30
    ネタバレあり
    上手くいかない就活に悩む日々。 そんな理央の耳に突如入ってきたラジオの声。 『元気だった?』 穏やかで頼れるパーソナリティーのお兄さん、司。 このラジオが勇気を与え、人生を変えた。 こんなことが起きるのか。 そして生き甲斐になった。 こんなに好きなきみは近くて遠い。 好きだよ。会いたいよ… でも叶うことのない現実。 ドキドキ泣けるラブストーリー。 司好きだー!!笑 ラジオっていいね。 後半からよかったなぁ。 最後期待したところはあったけど違ったね。 でも良い終わり方だったと思う。
  • TAKUMI。
    2021/10/18
    就活がうまく行かず落ち込んでいた理央は、偶然聞いたラジオ番組に悩み相談をする。 パーソナリティーの司とメールのやりとりが始まり会う事となるが…… 実際には会う事の出来ない二人は生まれる前に出逢っていた。 気になった言葉 167P「料理は科学」236P「幸せの最大値を何度も更新」 ありがちなストーリーではありますが、気軽く読める好きな本でした。