解術師アーベントの禁術講義

発売日 : 2019/09/10
待ち受けるのは生か死か――異端の魔術医が石化の呪いに挑む!
魂に直接メスを入れ患者を蝕む『呪い』を除去する異端の解術師(げじゅつし)・アーベント。
 通常の治癒魔術では治せない呪いでさえも解いてみせるその奇跡の施術は、失敗すれば死亡率100%の禁忌の術だった。
 闇医者と疎まれながらも、魔術講師として神学校に勤め、とある目的のために『解術』に取り組む日々。
 そんな中、天才魔術師・レイミュの襲撃に次ぎ、校内で生徒が石化される事件が発生。アーベントの手腕をもってしても一筋縄ではいかない呪いの魔の手は、ついに彼の教え子にも及んでしまい――。
 外道魔術医の戦いが今、幕をあける!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784049127348

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みんなのレビュー

  • まっさん
    2019/09/21
    ★★★☆ 魂に直接メスを入れ患者を蝕む「呪い」を除去する異端の解術師・アーベント。通常の治癒魔術では治せない呪いでさえも解いてみせるその奇跡の施術は、失敗すれば100%対象が死んでしまうという禁忌の側面から疎まれ蔑まれるものであった。闇医者と疎まれながらも魔術講師として神学校に勤める彼だったが、ある日自身の教え子が呪いによって石化するという事件が発生する。一筋縄ではいかない呪いの魔の手に、今彼と仲間たちが立ち向かう…ー 面白かった。正直表紙買いの作品だっために内容にそこまで惹かれていた訳ではなかったが→
  • しぇん
    2019/09/12
    魔術で医療を行う。神、悪魔、天使が混在する世界など設定は悪くないのですが、何か淡々と読んでしまいました。生徒を救うためなど熱い展開もあるはずですのに、惜しかったなと。必要なキャラクターしか居ないはずなのに多すぎに感じるは、物語を作りこみすぎて難しくしてしまったせいですかね?惜しい作品でした
  • 虚と紅羽
    2019/10/03
    ネタバレあり
    また最近のラノベとはちょっと違う世界観。住む世界は神々の創った箱庭世界で、街には神が住んでいて、悪魔も天使もいて……というガッチガチのファンタジー設定なのに題材は「チームによる医療(手術)もの」。最初の方はその違和感で読むのが苦痛な所もあった。 またお色気(?)シーンもこの作品には入れない方が良かったん。陰鬱な雰囲気漂う序盤のあの世界に阿呆みたいなやり取りはない方がぜったいいい。それでもメルヒアの存在を否定しきれないのは、後半シーンは彼女のアホ具合に助けられてる所も一部あるから。 最後に爆弾発言投下。
  • アウル
    2019/09/20
    ネタバレあり
    普通とは異なり魂に直接メスを入れ患者を蝕む『呪い』を除去するアーベント。その成功率は100%だが失敗すれば逆に死亡率100%という禁忌の術のため周りから疎まれていた。それでも『ある目的』の為に解術に取り組む日々を過ごす毎日だったが一筋縄ではいかない呪いがアーベントにふりかかる話。そこそこ面白かったんだけれども個人的には何かが嚙み合わなかった印象が強い。結構読みやすいし、そんな設定も突拍子もないもんでもないから分かりやすかったんだけどな?
  • 真白優樹
    2019/09/13
    魂に直接メスを入れる、失敗すれば死の禁忌の術を扱う闇医者の青年が、教え子達を救う為難しい施術に挑む物語。―――例え人でなくなるとしても、目の前で救うべき命の為に。 電撃文庫大賞応募作らしく、挑戦的な題材と兎にも角にも熱量をこれでもかと詰め込んだこの物語。未完成な粗削りな中に、意欲的な要素が齎す濃厚すぎる熱さがある物語であり、中々に読み応えのある物語である。秘密を抱えながらも弟子である彼女と共に。そんな青年の次の施術とは。この世界に秘められた秘密はどんなものだろうか。 次巻もどうかあってほしいものである。