天命の巫女は白雨に煙る 彩蓮景国記
発売日 :
2019/10/24
先王の遺体が消えた!? 王宮×ラブ、大本命の中華ファンタジー
景国の祭祀を司る貞家の一人娘・貞彩蓮は、15年に1度行われる結界の張替えに駆り出されていた。日差しが照り付ける中、禁軍に勤める婚約者の皇甫珪と共に、仕事に精を出していると、公子・騎遼に声をかけられる。先王の墓が荒らされ、祀られていた遺体が行方不明になったので、捜してほしいというのだ。犯人を見つけるべく、貞家の名誉にかけて、調査に乗り出す彩蓮だったが、そこには現王に繋がる秘密が隠されていて――。大本命の中華ファンタジー第2弾!
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 682円(本体620円+税)
- ISBN: 9784041087404
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角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
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あっか2019/11/0272新刊、シリーズ第2巻。えー何これデビュー作の1巻より断然面白いと思う!騎遼vs皇甫珪のコミカルさが増していて思わず笑ってしまうシーンも。騎遼にドキドキさせられるけど、皇甫珪も今回見せ場がたくさんあって良かった。(その分、不憫過ぎるでしょ…ということも多々…笑)ちょっと唐突?に感じて頭の切り替えができなかった部分も多少ありましたが…^^;彩蓮、幸せになれるのか…今後の巫覡としての成長も楽しみ。続刊出るのかなあ?楽しみに待ちたいと思います。
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はつばあば2024/05/1844ヒロイン彩蓮に振り回される武人の皇甫珪、そのヒロインをおちょくるようで、悩み多き皇太子の騎遼。今回はそれに輪をかけた王様に振り回される3人。この頃の中華っていうのは平安時代と同じようにドロドロしてますねぇ。かの国から来られた方が治められた大和。陰陽師も巫も帝や王を支えるのは大変やったかと。もう一巻あるんです。KUといえどしんどい内容です😅。軽いようで軽くないんですよねぇドロドロしていて
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よっち2019/12/0243禁軍に勤める婚約者の皇甫珪と共に15年に1度行われる結界の張替えに駆り出されていた貞彩蓮。陵に祀られていた遺体が行方不明になったことからその捜索を公子・騎遼より依頼される第二弾。今回は彩蓮が陥れられた騎遼の窮地を救うために動いたり、前王と現王の因縁に繋がる陰謀に巻き込まれてゆく展開で、登場人物の構図がはっきりしたからなのか前巻よりだいぶ読みやすくなりましたかね。なかなか素直になれない彩蓮と、彼女と釣り合う男になれるよう頑張る皇甫珪の恋はなかなか前途多難で、二人で頑張って乗り越えてほしいですね。続巻も期待。
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るぴん2019/11/1539中華ファンタジー2作目。前作よりも読みやすく、面白かった。彩蓮の伯母上が切ないなぁ。最後には話が大きく動き、立場が変わってしまった騎遼。彩蓮は皇甫珪と結婚できるのか?皇甫珪は不憫な事も多かったけれど、ちょっと色々と短絡的過ぎないか?と突っ込みたくなる事もしばしば(-。-;帯にはLaruhaさんによる主要3人のイイラストが載っていたけれど、皇甫珪だけはどうも私のイメージと違うなぁ。確かに髭面のおっさんだけど、もっとマッチョな武人っぽい感じをイメージしてた。どちらかと言えば顎髭の方が好み。
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本夜見2020/01/3131ネタバレあり貞家の一人娘・彩蓮は日差しが照り付ける中、15年に一度の結界の張り替えをしていた。そこへやって来たのは公子・騎遼。前王の墓が荒らされ、遺体と財宝が盗まれたのだと言う。陵は呪で護られている…それを破っての盗掘となると、疑われているのは貞家?!調べてゆくと浮かび上がったのは前王と現王の確執。原因は一人の女、前王后で彩蓮の伯母。王家の秘密を知った彩蓮は?……相変わらず騎遼は彩蓮をいいように使うのが巧い。そして彩蓮は愛しの髭面大男を振り回してますな(笑)祖父が認めても、父親は認めん‼って感じの二人は前途多難(笑)
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