魔女と少女の愛した世界

発売日 : 2019/11/16
怠惰な魔女と捨てられた幼子の不器用で愛しい共同生活。
町外れの森に住む魔女エリシア。ある日、彼女が家に帰ると、薄汚れた服を身につけた人間の幼子が食料棚を漁っていた。手には、朝食用にとっておいたミルクパン。
 腹はたつが、殺すのもめんどくさい。だが、高値で少女を売ろうにも、教養を身につけさせねばならない。そのため仕方なく少女と暮らしはじめたエリシアだったが――。
 これは、嫌われ者の魔女と孤独な少女の愛と絆の物語。
  • レーベル: 電撃の新文芸
  • 定価: 1320円(本体1200円+税)
  • ISBN: 9784049127928

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みんなのレビュー

  • ☆よいこ
    2023/11/21
    カクヨム系ファンタジー。「嫌われの魔女」が迷い込んできた幼い少女を拾い、しかたなしに世話をする話。ひと昔前にTwitterやpixivで魔女×幼子が流行ったのを思い出す▽村はずれの森の中で暮らす魔女エリシアは偏屈な魔女で、気に入らないものは燃やす。ある雨の日やってきた孤児を持て余していると、便利屋が「育てて売ればいい」と提案してきた。しばらくの間だけと思い、エリシアは少女にカナリアと名付け面倒をみることにした▽エリシアの生い立ちがかなり悲惨なので、人殺しもやむなしか。テンプレでした。
  • はつばあば
    2024/08/20
    夜のひと時は童話でとこちらを。ファンタジーとか童話ならもう少し軽い目の内容かと思ったらズッシリと読み応えありました。魔女は魔女でも我儘で気に要らないと直ぐに瞬殺ならぬ炎焼させる。そんな彼女が拾ったのは3歳くらいの女の子。可愛がられた事もなく・・知識は与えらて育ったが、子供を育てるなんてことは全く無理!、そんな魔女が子供を育てていく様子・・捨てられた子には傍に魔女がいてくれるだけで嬉しかったのだろう。現実社会の本にも負けぬ内容。良かったらどうぞ(#^.^#)
  • かなで
    2020/02/06
    ネタバレあり
    なにかモヤモヤ感が残ってしまうのは、リオールが兄だったからなのかな…? 親に捨てられた魔女エリシアと人間のカナリア。 エリシアとカナリアの心情が丁寧に描かれていたからこそ、急に便利屋のリオールが兄だったと分かってモヤモヤ。リオールはなにも関係なかったほうが良かったのかな…うーん。でもツンデレのエリシアさまが可愛いし、最後殺してしまった親に悲しみを抱いていたことを自覚できたしカナリアと孤児院を経営?してるしで、ハッピーエンドだとは思う。ただそれなら車椅子エンドでなくとも…とも思ってしまう……。
  • ユウ@八戸
    2019/11/25
    ネタバレあり
    表紙を見て衝動買い。尊大な魔女の家に、ボロボロの幼子が入り込んだところから始まるハートフル…いやけっこう流血してるな…。エリシア様の語りである地の文が尊大というかほんとに態度でかいなお前なんですが、話の流れ上「まあ…そりゃあひねくれるよね…」とむしろ温かい目で見てしまいます。名前をもらった幼子とエリシアの交流は不器用ながらもほっこりするし、カナリアがきっかけで変わっていくエリシアもとても素敵でした。母と子や親子というのはなんだかしっくりこない不思議なふたりだけど、エピローグもとてもよかったです。
  • ささきち
    2019/11/24
    書籍の帯付きを手元に置いてください、置きましたね?そんで裏見るやん?帯見るやん?それ読むやん?一瞬でも心が動いたら開いてどうぞそういう物語なんですよ。怠惰な魔女とか誰が書いたんだよこのアホめ!と言いたくなるがまぁいい1人で暮らしている魔女エリシアの家に迷い込んできた浮浪少女カナリアが飯を食っていたのが始まり、最初は奴隷として次は売り物として見ていたがちゃんと面倒を見ていくうちに愛情が芽生えるのだがエリシアの過去からカナリアと別れを選んでしまうのだが…カナリアの想いを知って立ち上がる王道な話でした。