天才少女Aと告白するノベルゲーム

発売日 : 2019/12/30
バッドエンドの先は優しく、せつない――。
大好きなフリーゲーム制作者Aに会うため、桜山学園ゲーム制作部に入った水谷湊。しかしAと思われる部長の菖蒲は不登校になっていた。彼女の幼馴染みで学園きっての変わり者由井と、菖蒲が学校に来るよう企画をたてるも不発に終わってしまう。大人しくゲーム作りに励む湊のもとに、ひとつのノベルゲームが送られてきた。『バッドエンドを探せ』と題されたゲームには菖蒲と部員のトラブルが綴られてゆく。これは告発? それとも――。
  • レーベル: ファミ通文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784047358935

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みんなのレビュー

  • よっち
    2019/12/26
    大好きなフリーゲーム制作者Aに会うため、桜山学園ゲーム制作部に入った水谷湊。しかしAと思しき部長の菖蒲は不登校で、彼女が学校に来るよう部員たちから託される青春小説。仲が良さげなゲーム部員が抱える苦い過去、そして湊のもとに送られてきたひとつのノベルゲームが示唆する過去。部員それぞれの事情が明らかになってゆくたびに彼らの印象も変化して、構図が二転三転した末の決着は新たな違和感に繋がって、確執が残る母とも向き合いつつバットエンドに隠されていた真相を見出して、大切な笑顔を取り戻してみせた結末がとても印象的でした。
  • 芳樹
    2019/12/30
    ネタバレあり
    【電子書籍】桜山学園ゲーム制作部が作成した『鬼ヶ島』というタイトルのゲームを中心とする学園青春ミステリ。製作したAとは誰なのか。ストーリーが二転三転して、いったいどこへ向かうのか分からないまま進んで行くので、はらはらしながら読み進めました。良い物語。
  • トラシショウ。
    2020/03/02
    「楽しい時間を過ごす事が、無駄な訳無い。そんな当たり前の事を解ってない大人が多過ぎる」。バッドエンドの、その先へ。フリーゲーム「鬼ヶ島」に心救われ、感銘を受けた水谷湊は、そのソフトを作ったゲーム部のある桜川高校へと上京、進学する。そこで作者であり個人的に交流を深めていた少女「A」との出逢いを期待していたが、「A」と目される菖蒲は不登校、由井を始めとする個性豊かな部員達は廃部の危機にも関わらず空中分解寸前の有り様。入部した湊は由井と共にその建て直しを図るが。正直、ちょっと期待外れかな(以下コメ欄に余談)。
  • ツバサ
    2019/12/30
    ゲーム作りではなく、名作ゲームを作ったことにより、生み出された悲劇を外部から来た主人公が解いていくというもの。真実は優しいような苦いような、その気持ちの揺れ幅を青春に当てはめるというのに作者の持ち味が出ていました。
  • 不見木 叫
    2020/06/04
    青春小説とミステリが両立したストーリー。テーマとしては重いものを扱いつつ、登場人物の会話も面白かった。嫌いと直接伝えるのは陰でネチネチと言うよりは余程良いと思える。