スカイ・ジャンキー 奴隷皇子と空駆ける王
発売日 :
2019/12/28
自由闊達な新世界の王×不幸な奴隷皇子。自由の国で切り開く再生の物語!
不幸な出自ゆえに、皇子でありながら愛玩奴隷のように扱われてきたヒスイは、ある時突然、遥か西にある小国ディーゼリアの王の許へ皇女として嫁ぐことに。しかし、過酷な旅路の果てに辿り付いた先は、想像を遥かに超える科学力と数多の海外領土を有する世界最大の強国だった。自由闊達な若き国王ヴィクターは、ヒスイの性別も過去も全て受け入れ、共に新たな人生を歩もうとしてくれて…。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 1540円(本体1400円+税)
- ISBN: 9784041091784
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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アッちゃん2024/03/3110ネタバレありレーベル買い。分厚い♪けれど一気読みした、面白かった。龍玄帝国の奴隷皇子が帝の勅命で蛮族のディーゼリアへ嫁入りしたら…。冒頭受けが搾取され続けるのが辛いけれど、その祖国から放り出されて命からがらディーゼリアに助けられる受け。その国は閉鎖的な祖国とは違い、医療も機械仕掛けや、空を飛ぶ技術の発展した進歩的な国。自分では防衛反応だと思っていたけれど、実はな…ずっと心の支えだったモノシリ…や、優しい陛下攻めや周りの人達に助けられながら生きようとしていくお話。嫁入りだと祖国を出された理由に納得。因習は闇よ。
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絵美2020/01/1310ネタバレあり自由に空を駆ける、世界最大の強国を統べる国王攻×奴隷皇子として獣や罪人らに犯され続け、ある日突然“皇女”として蛮族の国へ嫁がされた皇子受。 タイトルにあまり惹かれず買い控えていたが、読メのレビューを読んで購入。冒頭の受の境遇が辛すぎるものの、攻の国に迎えられて以降は話の雰囲気が明るくなり楽しく読めた。攻やその仲間たちの優しさや明るさ、力強さに救われ世界が広がっていく受を見ているとこちらも嬉しくなる。 “モノシリ”がナニか、読者側にはすぐ分かるが、
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nono2021/03/089ネタバレありBL。web発の初読み作家様。webで既読ですが紙本で読み返したいと挑戦。奴隷皇子として悲惨な毎日を送っていたヒスイが、突然蛮族の国王に嫁ぐように命令され新たな運命を拓くお話は、王宮風陰謀劇からスチームパンクヘ、そして明るい空への憧憬が眩しい不思議な読後感を抱かせる。悲惨な過去から逃れて生きる事を楽しむヒスイ、そんな彼を何があっても守ると誓う国王ヴィクター、そしてヒスイの心を結果として守ってきた人。大国故に愛する人を守る事の難しさを知っている彼等が選んだ道を寿ぎながら、今回も楽しく読了。
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usamomo2020/01/066ネタバレあり面白かったです♪始まり方があれだったのでどういう展開になるのかと心配になりましたけれど、受がどんどん成長していくのがとっても楽しくて暗い話から明るい話に移行していくのが良かったです。でも、最後に事実は思い出してしまったんだよね。なんかお兄ちゃんも切ないわ~。
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華緯2020/01/046ネタバレあり電子。すごく面白かった。故国で奴隷皇子として酷い…本当に酷い扱いを受けていたヒスイが、突然皇女として遠い“蛮国”に嫁がされる…。…大して交流のない蛮国の王はヒスイが女でないことにも大して驚かず…。ここら辺は『なぜ?』の嵐。国王の許嫁なのに、その国王に離宮に攫われる…という『?』が飛び交う状況だけど、お陰で、心と記憶を閉ざしてきたヒスイが、少しづつ健康になっていくからホッとする。龍弦帝国でのヒスイの扱われ方が酷すぎたから、いっそのこと、滅ぼしちゃえ!とかなり本気で思っていたけど、真相は(↓)
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