旺華国後宮の薬師 2

発売日 : 2020/02/15
皇帝のお薬係、解任の危機!! 『おいしい』薬で後宮の謎に迫る――!
皇帝・朱心から妙に気に入られ、専属のお薬係に着任。
さらに、官女から貴妃に昇格した英鈴。
ところが、後宮内にて最近『英鈴特製の安眠茶』が出回っているという噂が。
身に覚えがないのに、薬茶を飲んだ嬪が中毒症状を起こしたことで「毒を売りつけられた」と騒ぎになってしまう。
しかも、そのせいで皇帝のお薬係を解任されることに。
窮地に陥った英鈴は、身の潔白を証明するために後宮内を探り始める。
しかし、薬茶の正体を掴むと同時に、踏み込んではいけない『5人目の妃』の謎が絡んできて……?
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784040735092

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みんなのレビュー

  • あっか
    2020/02/22
    新刊。前回、貴妃にまで昇進した英鈴が更に後宮の『毒』に巻き込まれ、心折られそうになりながらも奮闘します。妃になるほどドロドロだな〜!王淑妃、麗和など今後も活躍してくれそうな謎新キャラも!笑 呂賢妃のキャラも謎なままだし、英鈴の気持ちにちょっと変化が見られたくらいで朱心との仲も特に進展せずもう少し甘さが欲しい〜(≧∇≦)…が、最後の一行で思わず「えっ!!」と言ってしまいました。笑 続刊も期待できそうで楽しみ♪
  • よっち
    2020/04/08
    皇帝・朱心の専属のお薬係に着任し官女から貴妃に昇格した英鈴。しかし後宮内にて最近身に覚えのない『英鈴特製の安眠茶』が出回り、薬茶を飲んだ嬪が中毒症状を起こしてしまう第二弾。貴妃になったもののどこか実感に乏しい英鈴と、平民出身の彼女を目の敵にする他の貴妃たちの存在、安眠茶による中毒事件で疑われる英鈴。王寂妃のような興味深い新キャラも出てきましたけど、結果的に今回もまた頑張って上手く使われちゃったというか…(苦笑)どうやら冗談で済まなそうな朱心の真意を思うと、思いとは裏腹に今後もいろいろ巻き込まれそうですね。
  • かなで
    2020/07/18
    ネタバレあり
    女人の身で薬師を目指す夢を持つ英鈴。貴妃として位を貰うも、周りの妃や嬪からも歓迎はされていなかった。そんな中、纏足の銀髪の人質妃でありながら経験豊富で、さらに小説を書くという風変わりな王淑妃、表面上穏やかな黄徳妃、人形のように無関心を貫く呂賢妃と出会う。さらに何者かが英鈴が作った不苦の良薬として阿片が混ざったお茶を後宮にばら撒き、英鈴を孤立させていく。後宮の毒がじわじわと英鈴を蝕んでいくも皇帝朱心の信頼が英鈴を奮い立たせる。 犯人は黄徳妃。だけど後宮の憎しみの連鎖が毒として現れたってのが正しいかな…。
  • よっしー
    2022/02/16
    皇帝陛下の後ろ楯…というか信頼はあれど、まだまだ英鈴の信頼できる人物は少ないですね。今回の騒動が落ち着いたら、また少しは変わるのでしょうか。 にしても…やはり後宮というか女の園は恐ろしいです。人を蹴落とす為の陰謀が渦巻いてる、女だけだと余計に醜い争いとなるのは今も昔も変わらないのでしょうね。そして、外面が良い人ほど何を秘めているのか分からない…。人間、素直が一番ですね(笑
  • はなりん
    2021/08/08
    薬師になって誰もが飲みやすい薬を作る夢を持つ平民の女の子が妃となって薬の知識で出世?していく物語第2弾。うーむ。なんだかなぁって感じ。一人で頑張ってるんだけど、それがなんか違和感。腹心の相談相手や侍女や宦官もいない。妃なのに?起こっている問題解決とかは面白いんだけど。味方が少ないのが、読んでて不安。