この男子校には俺以外女子しかいない

発売日 : 2020/02/25
アタシが女の子だってことは秘密にしてね! お願い!
男子高で女子のいない緩く平和な学園生活を楽しむ灰原傑はある日、ふとしたタイミングに友人の朱希原伊織と黒沢忍の裸を目撃してしまったことで、二人が実は女子だと知り仰天。そもそも傑が男子校に入ったのは、困った事情があったからなのだが……。さらにもう一人の友人の金ヶ崎千尋まで女子だったことが判明した上に、驚愕の秘密まで知ってしまう。
「言っておくけど、うちの学校の生徒、傑以外全員女の子だよ?」「うっそだろお前!?」
そんなキャパシティギリギリでいっぱいいっぱいの最中、伊織がある相談をしてきて――? 塀流通留×ねぶそくが贈る、新年代のラブコメストーリー開幕!
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784040644417

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みんなのレビュー

  • わたー
    2020/03/10
    ★★☆☆☆男装女子は創作物の中ではありきたりな設定だが、新設校で1年生しかいないとはいえ、主人公以外全て男装女子というのは斬新だった。しかし、その魅力的な設定を上手く料理できていないことが非常に残念。主人公の体質も、物語としてはノイズ以外の何者でも無い点と、問題の解決が未成年の主張な点もマイナスかな。次巻へのヒキも男装女子というテーマから大幅にぶれているのでコンセプトが迷子。残念だけど、次巻はいいかな。
  • リク@ぼっち党員
    2020/02/28
    男子校に入学したと思ったら実は共学、しかも周りは女子オンリー。さらに主人公は女子に触れると漏れ無く口説く。そうはならんやろ!と言いたくなるような設定だが結構好き。気軽にサクッと読める感じ。要するに男装女子が描きたかっただけ。周知の通りギャップというのは女の子を輝かせるためのスパイス。あっさりバレる以前に隠す気がないのでアレではあったが、ボーイッシュな娘がガーリーな格好してるのいいよね。気になる引きなので続きも読みたい。諦めない姿勢が良いと思うぞ。
  • 真白優樹
    2020/02/25
    自身が抱えるある問題から男子校に入学した少年が、友人三人の秘密と学校の秘密を知ってしまい始まる物語。―――例え過去を抱えていても、今、この手を君に。 男子校かと思えば九分九厘女子校な共学校でした。訳が分からぬかもしれぬがそういう事な物語であり、その中で繰り広げられている勘違いとすれ違いの重なる真っ直ぐな恋模様が、王道の青春の風を感じさせてくれるエネルギーに満ちた物語である。果たして、道を再び踏み外しそうになりながらも更に厄介な状況に巻き込まれた少年は、どんな青春を過ごしていくのか。 次巻も楽しみである。
  • 豚汁三昧
    2020/12/16
    タイトルからも判る通り、作中の内容を一つとってもカオスしかない、そんな内容でした。 中でも男子高校生を演じる為に校内でエロ動画流してるのに、その当人が女子で、耳まで真っ赤になってる、そんな事例をこの作品以外にお目にかかれたら世も末だと思いますよ。 それはともかくこの作品、その断層女子であるキャラの立て方も、全体のストーリーの流れも巧かったですし、最後まで不穏なムードで終わらせてきていたので、2巻が普通に出ていてもおかしくないんですがね。 ここで打ち切りだと消化不良になってしまうかもしれないのが悲しいです。
  • 尚侍
    2020/03/05
    面白かった。最近ラブコメは敬遠していたのですが、やはり地の文が面白いタイプの作者が描くラブコメは楽しくていいですね。タイトルの割には意外とシリアスな要素も強く、後半に入ってからは読ませる展開が続きましたが、個人的にはこのタイトルであれば最初から最後まではっちゃけてしまうのもいいかなと思うので、このあたりは好みの問題になるのでしょう。最後の伏線も好みが分かれるところですが、今後の展開を考えたらこれくらいのインパクトがあった方が面白いでしょうね。