さよなら異世界、またきて明日 旅する絵筆とバックパック30

発売日 : 2020/02/20
旅に出よう、君を助手席に乗せて。この滅びかけた異世界で。
滅びかけた異世界に迷い込んだケースケは、ハーフエルフの少女・ニトと出会う。彼女の母親が遺した手帳に描かれた“黄金の海原”を探し、二人は辛うじて生き残った人々たちとの出会いと別れを重ねてゆくのだが――。

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ファンタジア文庫の新刊

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みんなのレビュー

  • まっさん
    2020/02/29
    ★★★ 崩壊しつつある異世界に転移してしまった一人の少年がある目的を求めて旅をするハーフエルフの少女と共に旅をする話。物語にそこまで大きな起伏はないものの決して退屈に感じるわけではなく、崩壊した世界で彼らが紡ぐ数少ない縁を通して体験することが出来るどこか温かい温もりを楽しむことが出来る物語。様々な人との出会いと別れを通して培われていく彼らの関係性は微笑ましいものがあり、略奪者などのストレス展開もないのでそういった意味では終始安心して読み進めることが出来る。彼らの行く末がどういったものになるのか最後ま→
  • 星野流人
    2021/06/27
    すっかり滅びかけている異世界を舞台に、現代日本から迷い込んできたケースケがあてもなく旅をするお話。道中で出会った絵描きのハーフエルフのニトとの二人旅は、時に賑やかで、時に寂しい。旅の途中で出会った人たちとのささやかな交流は、せつなくもあたたかいエピソードばかりでした。これからも旅が続くとは思うのですが、この1冊の中でも伏線がしっかりと回収されていて、きれいにまとまっている作品でした。派手なアクションや魔法があるわけではない、ゆっくりと心に染み渡る素敵な旅の物語です
  • レリナ
    2020/05/09
    異世界ものだが、チートや能力があるわけではなく、異世界に迷い込んだケースケがハーフエルフのニトと蒸気自動車で旅をする話。文章が非常に巧みで、特に料理をして食べる時の描写が読み手にその雰囲気や美味しさが伝わるかのような、擬似体験ができる、素晴らしい表現力だと思う。迷い込んだ異世界は滅びかけ、しかし、ニトと出会ったケースケの考えは徐々に変容し、二人で旅をすることで一人異世界に迷い込んだケースケの心は満たされていった。この作品を読んで作者の前作に興味を持った。こういう読ませる文章好きだ。次巻に期待。
  • ℳℯ
    2021/04/26
    ネタバレあり
    ★★★☆☆(3.5) タイトルに惹かれて購入した本作。正直、予想を遥かに上回る完成度だった。異世界にやってきたケースケはそこがとっくにもう滅びていることを知り、蒸気機関車で孤独な一人旅を続け―そんな時にとあるハーフエルフの少女・ニトに出会う話。プロローグがラノベによく見ない綺麗な描写と共にケースケの自殺未遂から始まるところは驚いた。ここの辺りからもう作者のセンスが光っているが、ここからの展開は緩やかではあるものの、二人の旅を通して残る心の余韻はとても素敵だった。また、食糧が缶詰が主な中で繰り広げられる飯→
  • オセロ
    2020/06/17
    魔力崩壊によって滅びかけの世界に迷い込んだケースケがハーフエルフの少女のニトと互いの探し物を求めて旅をする物語。 旅の途中で出会う人達との話はどれも心温まるものでした。 また、旅を通じてお互いを大切で必要な存在になる2人は純粋に素敵だなと。 次巻ではどんな出会いが2人を待っているのか楽しみです。‬