茉莉花官吏伝 八 三司の奴は詩をうたう

発売日 : 2020/03/15
あるときは間諜、あるときは学者、あるときは愛人(候補)!?
叉羅(サーラ)国の高貴な客人ラーナシュに、王の証(コ・イ・ヌール)というとんでもないものを押し付けられた茉莉花は、視察と称して叉羅国に返してくるよう珀陽に頼まれる。
ところがその道中ラーナシュが命を狙われ、辛くも逃げ出した茉莉花は、あろうことかラーナシュと敵対中の家の当主シヴァンに助けを求めてしまう。
しかし、連れて行かれた邸でなぜかもてなされて――!?

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みんなのレビュー

  • 合縁奇縁
    2023/03/31
    ネタバレあり
    『あるときは間諜、あるときは学者、あるときは愛人(候補)!?』叉羅国編。叉羅国の高貴な客人ラーナシュに、王の証(コ・イ・ヌール)というとんでもないものを押し付けられた茉莉花は、視察と称して叉羅国に返してくるよう珀陽に頼まれる。ところがその道中ラーナシュが命を狙われ、辛くも逃げ出した茉莉花は、あろうことかラーナシュと敵対中の家の当主シヴァンに助けを求めてしまう。「茉莉花官吏伝」シリーズ第8弾。ラーナシュと対立する家の主シヴァンに保護され下働きをしつつ、間諜、学者、愛人とその場を乗り切る為に役を演じ、人間観察
  • あっか
    2021/06/01
    シリーズ第8弾。茉莉花、色々な役目を負ってヴァルマ家の当主ラーナシュと共に今度は叉羅国へ!入国早々三司の争いに巻き込まれ1人で物事に立ち向かい、独特(そして頭が良すぎる?)処世術を活かして孤軍奮闘立ち回る茉莉花が逞しすぎる!今回は、命を懸けたギリギリの息つく暇もないやり取りという感じではないけれど、その分じっくり茉莉花の思考というか対処方法を覗き見できたような心地。まさかこの国の問題も解決しちゃうの?今巻から茉莉花のターンかと思いきや、そもそも国にいないのでラブ要素はゼロ。笑 気になるところで次巻へ!
  • ダージリン
    2020/07/07
    ネタバレあり
    サーラ国に国宝を返すために入国した茉莉花だが、襲撃にてラーナシュと離ればなれになってしまう。ここからの茉莉花の身の処し方が凄かった(笑)。振り回された?シヴァンはお気の毒だったが、結果的に助けられたし。サーラ国の事情にどっぷり浸かりそうになっている茉莉花、続きをお待ちしてます!
  • よっち
    2020/04/15
    叉羅国の客人ラーナシュに、王の証を押し付けられた茉莉花。視察と称して叉羅国に返してくるよう珀陽に頼まれるも、なりゆきでラーナシュと敵対中の家の当主シヴァンに助けられる第八弾。流れでシヴァンの愛人にされかけたり下働きなったりと状況が二転三転する中、それでも周囲を観察して模倣し叉羅国人の思考をまたたくまに理解していったり、シヴァンの危機にとっさの機転を利かせて救ったり、ここに来て茉莉花の成長はとどまるところを知りませんね。でも年齢ネタがここで来るとは思いませんでした(苦笑)ここからどう解決するのか続巻に期待。
  • すがはら
    2020/04/12
    貞操の危機なのに坦々とした文体。茉莉花が現状を客観的に論理的に分析して理解しようとしてるのはよく分かりました。でも相手が理性的な人でなかったらバカにされてるのかと余計に手荒なマネに及ばれたかもしれない訳で、本当に危ない娘だとハラハラしました。茉莉花ちょっと天才過ぎて情緒面が抜けてるのでしょうか。ラーナシュを「善意の人」と捉えてるのも普通の感覚じゃないし。彼は明らかに策略でああいう振るまいしてると感じてイラつくのが凡人ですけれど。次回は茉莉花が神子になるのかな?