特殊能力統轄学院 2 欺瞞の優等生と大罪に堕ちた少女の共謀契約

発売日 : 2020/03/25
『約束』を果たすためなら、何度だってキミと契約する――
「やっと逢えたね。ずっと待ってたんだよ?」
突如、紫門の前に現れた少女は、本当に生き別れの幼馴染なのか?
拭いきれない違和感を胸に、彼女の正体を探っていると『仮採用監理官連続襲撃事件』との奇妙な繋がりが見えてくる。
そんな中、学院の頂点、カテゴリ7に坐するルシファから事件調査の依頼が舞い込む。
その裏では烽火・琉海をも巻き込もうと『悪魔』が暗躍を始める。
そして最凶の魔の手はアスモデウスにもおよび――。

「……ごめんなさい……あたし、もう役に立てない……」

それでも君と契約する、たとえ世界のすべてを敵に回したとしても
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784040645476

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みんなのレビュー

  • まっさん
    2020/05/29
    ★★★★ 一巻に負けず劣らずとても面白かった今巻。やはり悪魔をモチーフにしたこの厨二心をくすぐられる世界観は癖になる。前巻でアスモデウスと契約を結んだ主人公・紫門に迫る悪意の手。様々な陣営の思惑が複雑に絡み合う中、彼の思い出の中に存在する生き別れの少女と思わしき少女に出会う。果たして彼女は本当に生き別れた少女なのか。そこまでページ数が多いわけではないのに読了後の満足感も十分に得られるし最近刊行された新作勢の中でもかなりお気に入りな今作。最後の最後にまさかの展開が待ち受けていたけど、これ三巻出るのか→
  • 真白優樹
    2020/03/31
    紫門の前に幼馴染を名乗る謎の少女が現れる中、学園の頂点の一人から調査依頼が舞い込む今巻。―――例え君が変わろうと、共犯者となるのは君がいい。 横の複雑な繋がりがどんどん深堀され物語が更に混沌とする中、頂点との戦いが繰り広げられる、次への期待を高めてくると共に更なる熱さ全開の死闘が描かれる、物語としての純粋な面白さがさらに上がる巻である。果たして新たな仲間を得てアスモデウスが壊れる中、彼等は更に厳しくなっていく世界でどのように反逆の牙を突き立てるのだろうか。次の敵とは。 次巻も早く読みたいものである。
  • なみ
    2020/03/30
    中二全開学園バトルもの第二段。今回も面白かったです。 色欲を司る悪魔、アスモデウスを監修することになった紫門詠哉。 烽火や琉海との日常パートもありつつ、詠哉の前に現れた謎の少女、アリスの正体に迫り……。 四章以降のバトルシーンがすごくよかったです。
  • 3838
    2020/05/30
    ネタバレあり
    厨二設定の奔流に身を任せつつ読む。アスモちゃん可愛いなあ。一気にデレたなあ。紫門は終始一貫して「あの子」が好きでブレないし、そこがいいんだけど、アスモちゃんが差し出した「あなたが王子様だったら嬉しい」って心にはどう応えていくのかねえ。なんかふたりがお互いに気づいてめでたし!って感じにはならなそうだなあ。
  • リク@ぼっち党員
    2020/03/26
    ラノベ界最強レーベルの速筆作家みを感じる一冊だった。専門用語と厨二心擽られる単語のオンパレード。これでもかというほど詰め込まれた設定を噛み砕くのにかなり時間がかかる。琉海と烽火のやり合いは良かった。親友だもの、遠慮なんてしてられないさ。バトルパートはかなり勢いに物を言わせている感があるけど、自分的にはキライじゃない。世界を形作るのは想像力と設定のうまさ。諦めない心は奇跡を起こす。そう考えると創作者の妄想そのものの世界観だ。