眠れる森の王
発売日 :
2020/04/01
純粋な王太子×恋に臆病な薔薇の精。官能童話第4弾!
愛憎の果てに国王に幽閉されていた薔薇の精・フィセの許に、ある日王太子のオーレリアンが訪れる。心を閉ざしても、健気に自分の許を訪れる王太子の愛らしさに、次第にフィセは心を慰められていく。17歳になったオーレリアンは、必ずフィセを解放すると誓い、父王へ懇願する。しかし、フィセに執着する父王と激しく争った彼は、鍵を奪ってフィセを離宮へ攫い、二人で生きていこうと愛を告げる。激しく求められ体は歓喜するが、過去の恋の疵がフィセを臆病にさせて…?
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 792円(本体720円+税)
- ISBN: 9784041088937
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みんなのレビュー
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honoka2020/05/1234ネタバレあり容易くめでたしめでたしにはならず二転三転のドラマチック。「これではまた、貴方を待たせてしまいますね」煽ってるとしか思えない(嬉し泣き)オーレリアンなら待てるかな。笠井あゆみさん絵◎
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のこ2020/04/2024ネタバレあり官能童話シリーズ⑤ヘンゼルとグレーテル、人魚姫、白雪姫、シンデレラ、赤ずきん…ときて、今作は眠りの森の美女。このシリーズ、毎回童話をネタにしつつもダークさが前面に押し出されて読後に毒々しさが残るのが少々苦手だったのだけれど、今作は真実の愛を手に入れた2人の幸せなハッピーエンドに、純愛味が強いからか清潔感が感じられ読後感もとても良かった。これまでのシリーズとは一線を画してる感がある。これまでで1番面白かったし1番好き。ssペーパー2種「トワイダルの夏」「眠れる愛は永遠に」も良かった。
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きょん2020/05/1323ネタバレあり官能童話シリーズ「眠れる森の美女」編。プリンス×薔薇妖精王。物理的な茨の城に眠るのは攻めだけど、心理的な茨に閉じこもっていたのは薔薇王と考えると、二人とも眠れる森の王なんでしょうね。自らは傷つきながらも受への愛を貫く年下攻めも一途良かったし、自らを犠牲にしても攻を永らえようとする受も健気で良かった。攻め父王の分かりやすい悪役クズっぷりに二人の高潔さが一段と際立ちました.
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まふぃん2021/05/2022ネタバレあり官能童話シリーズ第5段。他のを読んでないけど、このお話は「眠れる森の美女」が元なのは分かる。薔薇王の方じゃなくて、王子の方が寝ているのBLだね。猫も可愛いし、ハッピーエンドで嬉しい。
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もきゅ子2020/04/1918ネタバレあり一途な年下ワンコ攻め。幼少期の攻めが可愛かった〜。王子に祝福を授けるシーンもめちゃくちゃ素敵だったのに、強欲な王様のせいで!傷つく受けが可哀想だった。王妃様も素敵だったな。
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