アポカリプス・ウィッチ 飽食時代の【最強】たちへ 2
発売日 :
2020/03/10
新たな世界最強となったカルタ達のもとに、新たな復讐者が忍び寄る……!
アナスタシア率いる旧魔法の最強集団『難問排除』を倒したカルタ達は、洋上水晶魔法学園グリモノアを再建し、失った学校生活を取り戻す。全てのきっかけ『ファーストアウト事変』で失ったものの大きさを噛み締め、来るべき次の『脅威』との衝突に向け訓練を続けていた。
「はあ、ひい。な、何でそんな涼しい顔しているのよう……」
「少しは汗をかいた方がよろしかったでしょうか。ぐしぐし」
しかし、その平穏をバラバラに粉砕しようとするものが学内に忍び込む。アヌビスを使う彼女は『難問排除』の一角、アナスタシアの……実の妹!?
「はあ、ひい。な、何でそんな涼しい顔しているのよう……」
「少しは汗をかいた方がよろしかったでしょうか。ぐしぐし」
しかし、その平穏をバラバラに粉砕しようとするものが学内に忍び込む。アヌビスを使う彼女は『難問排除』の一角、アナスタシアの……実の妹!?
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 759円(本体690円+税)
- ISBN: 9784049130096
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電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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真白優樹2020/03/1110カルタ達が学園を再建し訓練に励む中、かつて倒したアナスタシアの妹、ナタレーナが復讐者として襲撃してくる今巻。―――復讐とは、世界最強の呪いとは、誰の為に何の為に。 世界最強となった事で絡みつく柵、そして自分達の復讐が生んだ新たな復讐。極寒の林間学校を舞台に復讐と願いがぶつかり合う今巻。真っ白なだけではいられない、大切なものを守ると決めたのならば躊躇わない。それぞれの正義が火花を散らす、熱くて苦しくて重い、単純ではない味が光る巻である。遂に動き出す本命の脅威。果たして戦いの行方とは。 次巻も楽しみである。
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みどり2020/03/127シリーズ化するかしないかの、ギリギリのところで2巻出ました。 復讐は憎しみの連鎖しか生まない、とか、巨悪とはとか考えずに行くと、 インデックスの二の舞になるなぁとも思うのですが。
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Abercrombie2020/07/053まさか続きがでるとはねえ…。前巻から一転、復讐される側に回った主人公が、負の連鎖を断ち切るため不殺を貫き通す!って感じの話だけど、キャラクター、ストーリーともに興味を持てず参った。どんどん複雑になる背後関係もめんどくさい。
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みやしん2020/04/113実力のあり過ぎる主人公が実力の劣る大人に説教をかますのは鎌池作品ではお約束だが、本作では授業を抜け出している(サボタージュではない)自分達を叱責できない教師へ自分達の立場を顧みたうえで、歯がゆい感情を抱くのが異質。今まではただ、反抗期節しかなかったのに。しかもそれなりに敬服したスタンスを取るとは意外。覚悟を完全には飲みきれず溢れそうな悔恨が伝わってき、他のシリーズより、偽悪的に苦悩するという主人公像に説得力が伴う。だからこそ読書感がスムーズ。復讐ロリっ子もいいキャラ。
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カミジョー2020/03/243ネタバレありこの先どう展開していくのか楽しみだった今回。いや面白かった。復讐というものがどういうもなのか、カルタの中で決定づけれる巻だったかなと。その思いで持って自分勝手な話でナタレーナの復讐を止めさせるシーンはカルタの弱さと善性、そして強さがあらわれててよかった。そしてあのマリカの弱さも今回見れてよかったかなと。生徒会長だけは未だ何もわからなくてあとがきにあるように怖いなと。復讐に快楽を感じた1巻のあのシーンからずっと怖いんだよな……。 そしてアイネが何か不穏。本物の脅威も動き出したようだしどうなるかな。
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