ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
-
アウル2020/09/2719ネタバレありパワー・オブ・鈍器。パワー・バイ・鈍器。パワー・フォー鈍器と確かにそんな話だったわ。冒険者を夢見ていた普通な女の子・ハンナ。どんくさく才能が無かったため学園から追い出されてしまう。餓死寸前の所で助けられた仕事まで得たハンナはハンマーを手にした瞬間、才能が開花し成り上がっていく話。理事長など敵役のクソっぷりがいい感じでハンナがそれに対し上手い事やり返すのはスカッとするよね。鈍器というか生産職の人らが理不尽な扱いうけてる理由が隠されてるがどうなんやろ?ハンナは果たして育ての親レイニーに再開できるのかな?
-
げんごろう2020/09/2915山田どんき先生が描く鈍器な物語。 落ちこぼれ主人公が鈍器と出会い成り上がる様子。鈍器レベル1億というぶっ飛び設定。無限に秘めた鈍器の可能性。百合あり建築ありバトルありで肩肘張らずに楽しめる作品。今後彼女が鈍な冒険を見せてくれるのか。続刊に期待です。
-
真白優樹2020/09/2213装備レベルがものをいう世界で、何の武器も使いこなせず落ちこぼれとなった少女が、ハンマーと出会い成り上がっていく物語。―――理不尽も悪意も打ち壊し、創り出せ可能性の先の未来。 例え評価されずとも、悪意に晒されようと。真っ直ぐに戦う少女が大小様々なハンマーを使いこなし成り上がっていく物語であり、江戸っ子口調でこれでもかと暴れ回る少女の活躍が微笑ましく眩しい物語である。果たして、育ての母親に追いつくための彼女の戦いは頼れる仲間を得て、どこへと向かうのか。次の破壊すべきものとは。 次巻も勿論楽しみである。
-
タイコンデロガ級2020/09/2013冒険者を夢見る主人公ハンナは剣や魔法などの冒険者の王道を行く武器・技術の才に恵まれませんでした。が、紆余曲折あって手にしたハンマー(鈍器)に関しては凄まじい才を開花させる! 世界設定的に鈍器は邪神が司る道具として蔑ずまれてます。 しかし、鈍器は大工や鍛治師の使う工具(ハンマー)として創造・再生に欠かす事のできないもの。 本作はその鈍器を手にしたハンナの スクラップ&ビルドなお話し。 あと仄かに、けれども確実に感じられる百合の香りが楽しい。 ダークエルフのローゼリアがなかなかの食わせ者で好きです。
-
nawade2020/09/2112ネタバレあり★★★☆☆ Web版未読。才能がなく冒険者学校を退学させられた少女が大工に転職。そこで鈍器スキルを開眼し無双ロードを突っ走る冒険譚。冒険者学校時代は無能扱いでいじめられ、鈍器スキルを獲得して圧倒的才能を発揮してからは邪教徒扱いされるなど、主人公の少女を取り巻く環境は過酷、なはずだが、主人公が前向きであまり考え込まない江戸っ子な性格故にライトで読後感が良い。しかし、なろう出身作品のこういうスキルが全てで、努力しても全く実を結ばない世界観はなんだかな~と思う。スキル有利なのはわかるけど、常人以下なのはね。
powered by
レビューをもっと見る