星継ぐ塔と機械の姉妹 1

発売日 : 2020/07/10
笑いと感動のハートフルコメディ!
若きAI研究者、永合博史が目覚めた場所は遠い未来の星だった。滅びゆく星を救うため、そして恋人の待つ地球に帰るため、彼はリザとソイのロボット姉妹と旅に出る。
 遙かに進んだ未来の技術、廃墟となった居住ドーム、暴走する群体ロボット。愛する姉リザを守るため、ロボット軍との絶望的な戦いに挑む妹ソイ。
 旅の果て、星の全てを記憶するマザー塔で博史は衝撃の真実を知る。そして明らかになるロボット達の秘密。
 全ての人を幸せにする、涙と笑いと感動のノンストップ・ギャグコメディ!
 ……そして、愛の物語。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784049132717

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みんなのレビュー

  • のれん
    2020/07/12
    90年代の鬱屈としたSFを思い出す。緩やかな退廃を象徴する舞台で花咲く、男女の愛の結晶。 『星を継ぐもの』的な星間航空ものだと思ったが、AIの人間化がメイン。 性欲から独立した愛情は時空も肉体も飛び越えても、伝え合えるんだというラストは、ハヤカワ文庫で良く見たなという感想。 展開が読めてしまったり、未来技術の展望予測にチグハグさを感じたりと不満は多い。 でもロボット内部設定は作り込んでるみたいで、あとがきの補足は笑ってしまった。こういう猥談するために物語くっつけたんだろうな。こういう所も90年代っぽい。
  • みやしん
    2020/07/17
    おバカ下ネタギャグで終始するかと思いきや、案外最後はちゃんとしたSFと時を越えた愛の物語に着地。しかしながら、せっかく機械生命体と生殖ならびに人権問題を成立させた切り口なのに、羅列しているのが中学生みたいなエロトークなのが勿体ない。AIの秘密とかハヤカワのような本格的レーベル程ではないにしても、サイエンスフィクションに挑んだ点は評価できる。惜しむらくは他の方達も言われているように、先の展開がストレートに読めてしまう事。
  • 真白優樹
    2020/07/13
    技術が発展したものの人間が死に絶えロボットばかりとなった星で目覚めた研究者の青年が、帰る為にロボットの姉妹と共に冒険する物語。―――受け継がれた記録は記憶と想い、結ぶ縁は再会の奇跡。機械だからこそ繋げた命があり、機械だからこそ受け継げた記憶がある。何処か昔懐かしい、笑い転げられるコメディの中にしっとりとして甘い愛を盛り込んだ物語であり、確かに愛の物語なのだという事を教えてくれる、感動を誘ってくる物語である。ここから世界はもう一度始まる。そして彼等の物語もまた、ここから。 うん、とても面白かった。
  • 天涯
    2020/07/10
    佐藤ケイ先生の新作。大学生の主人公が目を覚ましたのは遥か未来の滅び行く星。そこで出会った2人の姉妹と共に星を救おうとする物語。あらすじはシリアスっぽいが、所々差し込まれる下ネタに笑う。真面目な部分はしっかりとしていてメリハリがあって良い。姉妹たちの正体は途中から何となく予想がついていた。単巻で綺麗にまとまっている。満足。
  • リク@ぼっち党員
    2020/07/12
    要するに猥談をする機械少女が描きたかったってことなんだけど、設定がめちゃくちゃ凝ってるし、割と筋が通ってるの笑う。オッパイはロマンで済まさないところに理系を強く感じる。オーバーテクノロジーであるAGIを上手く落とし込んで、笑いあり、涙ありのエンタメになっていてすごいなと。特に姉のために頑張るソイと、ラストの展開が良かった。意思さえ途切れなければ絆は繋がっていく。まさか生殖行為からこんな壮大な話に広がるとは…。現代においてもどこかでブレイクスルーする可能性はあるし、夢のある内容だった。