獣人陛下と天命のつがい
発売日 :
2020/07/31
生まれる前から運命で結ばれていた獣人陛下と奴隷少年の身分差溺愛物語
死ぬことだけが希望だった奴隷の少年・鈴は、ある日獣人姿の国王・織人に助け出され、共に宮殿で暮らすことに。織人の溺愛で、頑なだった鈴の心が溶かされた頃、織人の婚約者を名乗る美青年が鈴の前に現れ!?
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 1430円(本体1300円+税)
- ISBN: 9784041098288
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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アッちゃん2020/11/1317ネタバレあり前作より随分読みやすいけれど、同じシチュが繰り返されちょいクドイ(スミマセン)でも、辛い囚われの時間を過ごしてきた受けの鈴には、攻めの獣人国王織人のしつこい(笑)ぐらいの優しさは必要だったのは認めるけど。治癒力があるからと刀で斬られで搾取されること10年とは(;;)その辺りは短くサクッと織人が助けに現れて、後はひたすら甘やかして深く根深い心の傷を治すことに専念する溺溺愛。嫌な奴もこれまたしつこく何度も出てきて、こっそり始末されるの前作と同じか…。子供っぽい受けを溺愛する攻めがお好きな人にはって感じです。
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ハル2022/09/1215ネタバレあり他のものを癒す血をもつ為攫われ長年血を搾り取られていた鈴。彼を助けに来た織人。織人を警戒しつつ死にたい殺してと叫ぶ鈴が不憫で不憫で😭そんな鈴を焦らせる事無く温かく見守り支える織人の穏やかな愛情。相棒となる豹の「しろまろ」と共にゆっくり日常を過ごす。そこに織人の親族の存埜が自称婚約者として現れ…鈴を不安にさせ存在を消そうとする存埜の毒々しさ身勝手さにすごく腹が立った。やっと死にたくないそばに居たいと思い至った鈴と織人の絶望。でもご安心を‼︎2人は永遠の結として抱き合い永遠を誓う💓怒涛のハッピーエンド🥰
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アッちゃん2025/03/2314ネタバレあり再読。治癒力のある血を持つ為に搾取され続けた可哀想受けを、溺愛する攻めを読みたくて再読。しろまろと一緒に、たっぷり溺愛されてるので満足。
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nono2021/06/1413ネタバレありBL。初読み作家様。幼い頃に誘拐され悲惨な年月を牢で過ごした鈴を、永遠の結として大事に可愛がる獣人王・織人のお話。いとけない存在を思う様愛でる織人の溺愛を楽しむものの、悲惨な境遇から自分の名前さえも忘れた鈴があまりに哀れで、中々甘い雰囲気を楽しむには至らない。鈴を敵対視する存在の病みっぷりも強烈で、思い合う二人の甘い雰囲気とは裏腹に何処か緊張感を伴う。試練を経て強く思い合う彼等の絆を堪能しつつ、さらりと読了。
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uuuuuuuuko(うーこ)2024/09/2412かりほん。初読み作家さん。怪我を治す血を持つゆえに長い年月牢に囚われ血液を搾取されてきた鈴。鈴が陛下の「永遠の結」だというのはいつわかったのだろう。知ってたから救いにきた?それとも救ってから黄色い糸が見えた?疑問はありつつ、王宮での陛下の溺愛が甘々で少々胸焼け(笑)。陛下の従兄弟がイヤな感じだと思ったら病んでいて本当にどこまでも嫌なやつだった。瀕死の重傷のとき鈴の血を舐めさせれば…と思ったのだが治せるのは他人だけだったのか。陛下の血でもよかったのはなぜ?結だから??織人を職人と空目しつつサラッと読了。
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