始末屋 池袋てるてる坊主殺人事件
発売日 :
2020/08/25
猟奇殺人を巡る、戦慄のホラーサスペンス!
池袋を震撼させる大学生連続リンチ殺人、通称・てるてる坊主殺人事件。被害者は皆、頭にビニール袋が被された姿で発見される。ジャーナリスト・小柳は被害者たちと怪しげな二人組の繋がりを掴む。――依頼を受けた“もの”を秘密裏に始末するという都市伝説めいた存在、始末屋・バルトアンデルス。異能を持つ盲目の少女・律と、彼女を保護する一見軽薄な男・陽司。謎に包まれた彼らの思惑に、やがて事件は絡め取られていく……。
「てるてる坊主」姿の遺体、大量の薬物、真犯人の目的とは――。猟奇殺人を巡る戦慄のホラーサスペンス!
「てるてる坊主」姿の遺体、大量の薬物、真犯人の目的とは――。猟奇殺人を巡る戦慄のホラーサスペンス!
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 715円(本体650円+税)
- ISBN: 9784049133769
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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もも2020/08/3033ネタバレあり池袋で発生している大学生同士のリンチ殺人。追うジャーナリストと、始末屋と呼ばれる都市伝説めいた存在。ジャーナリストの視点で徐々に明らかになっていく事件の詳細。二部構成で第二幕を読む時はドキドキした。 犯人は怪しいと睨んでたあの人だったけど……。登場人物達が選んでいった各所での選択。いつの間にか歪んでしまっていて。IFを上げたら切りがないが、ああどうしてこうなってしまったんだろう。読み終わって言葉にできない思いが沸き起こる。 特に終幕であのひとの想いが綴られた時は。 何だろう……とにかく切なくて心が痛い。
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坂城 弥生2020/09/2232死体が悲惨な状況の上描写が細かくて気持ち悪くなるくらい生々しかった。タイトル的に始末屋の目線かと思ったら、依頼人(ではないのか…)というか事件に巻き込まれた人と、始末屋側の半々だった。
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桜2023/03/0424ネタバレあり初めましてで少し微妙(˘・_・˘) 犯人は「彼」でいいけど、「彼が事件現場にいられた理由」が解らない。 だって、事件のタネまき散らかしたんでしょ?その上で、誰かが暴行したそのすぐ後に殺人犯すってムリゲーじゃね?! 男性キャラも三枚目なのかキレてる(ニ枚)キャラなのか解りヅラい(´-﹏-`;) けど、なんか熱は感じる。
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ち~2024/11/2823池袋で大学生の連続リンチ殺害事件が発生。惨殺された遺体には頭にビニール袋が被せられていた。事件を追うジャーナリストや、依頼者が持ち込んだ物を始末してくれる『始末屋』の青年と盲目の少女など、いろんな人が事件に絶妙な関わり方をしていて、予想外の展開を楽しめた。犯人は早い段階で、何となくこの人かなぁとわかってしまうが犯人のこういう動機って好きだなぁ。一つ贅沢を言うなら、神喰先生の活躍をもう少し見たかった。これでこの作家さんの作品は全て読み終わってしまった。早く新作を!
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雨2020/09/0419ラスト近くで犯人が解ってしまった。設定はとてもいいと思う。しかし猟奇殺人と言ってもそこまで犠牲者もないし物足りないかな。
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