Missing 4 首くくりの物語

発売日 : 2020/11/25
大重版で話題沸騰中の傑作ホラー小説、第4弾。 上下巻、同月刊行!
昔話『奈良梨取り』――。
 そこに秘められた“真実の意味”が多くの人々を首くくりに誘ってきた。
 そして今、死の連鎖を断ち切るべく魔王陛下こと、空目恭一が動き出す。
 異端の作家・大迫栄一郎、首くくり、奈良梨取り、この3点にまつわる全ての謎を解き明かしてくれるはずの一冊、『奈良梨取考』を追う空目たち文芸部一同に待ち受けていた驚愕の真実とは――。
 鬼才、甲田学人が放つ伝奇ホラーの超傑作、第4弾。新装版限定書き下ろし掌編付き。

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みんなのレビュー

  • 黎明卿(禍腐渦狂紳士タッキー)
    2021/03/22
    ネタバレあり
    シリーズ第4弾、下巻。首くくりの物語の続編で、上巻以上に悲劇度が増しています。黒幕については何となくそうなのかなと思う部分がありましたが、いざ蓋を開けてみると人間の狂気や妄執の方が怪異よりも恐怖を覚えてしまう。願望を叶えるための犠牲はあまりにも大きいけれど、求道者にとっては多分些細なことなんだろうなぁ。下巻で遂に首くくりの物語が稜子に本格的に迫り、彼女が〝奈良梨取考〟を読む場面はガチで寒気がして私も背後を見れなくなりましたよ。また、〝魔女〟の動向も気になり、第5弾ではどんな地獄が待っているのだろうか?
  • さーさん
    2021/03/02
    ネタバレあり
    魔術師・小津磨津方の復活のため『奈良梨取考』をばらまいたのは、歩由実の父・水方だった。あれほど歩由実は父のために正気を装っていたのに……と辛くなる。梨の実に見立てた首吊り遺体、その描写にぞっとなる。本物の魔術師に対して空目はほぼ物理的な対処で、それでどうにかなるものかと思う一方、呪いへの対処法の少なさに閉塞感を抱く。凌子も危険と分かっているのだから本をめくらなければ、と思うがそうできない吸引力もあるのでしょうな。
  • ロクシェ
    2023/02/15
    ネタバレあり
    首くくりの物語の後編。先んじて生贄として捧げられた兄たちと同様、首くくりの木で発見される歩由美先輩があまりにも不憫すぎた・・・。稜子へ届けるよう、さらっとした態度で亜紀に『奈良梨取考』を手渡してくる水方が怖すぎる・・・。
  • にぃと
    2022/05/17
    下巻も途中まではジリジリとした、目に見えないところに何かがいるような恐ろしさがあったが、特に後半からは急展開で最後までどうなるのか、果たして稜子がどうなるのか予想できない、引き込まれる内容だった。 機関、魔女、小崎摩津方と周りの面々も謎の存在ばかり。何となくこの巻で対立構造などは紹介されたような気もするが、果たして今後どんな展開になるのか。ますます引き込められたし、次巻も読みたくなった。
  • 白火
    2020/11/29
    上巻と纏めて一気に読了。上巻と比べると目につく加筆修正部分は少ないけれど、それでも細部に変化がある(摩津方の二人称とか)。そういえば今回は後書きがなかったな…次は目隠しの物語、順調な発刊を心待ちにしております。