ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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アウル2020/12/2226ネタバレあり作家を夢見る唯乃壱時と”史上最強のアマチュア”と呼ばれる未十士早來。そんな彼女の最近の趣味が謎解きという事で毎回付き合わされる彼との青春不条理ミステリー作品。普通の謎解きモノかと思ったら予想と違ってSF要素も入ってたな。軽い感じとシリアスな所と緩急があり読みやすかった。カメラの謎はそういう事やったのね。元凶には逃げられたし、元に戻らないものあるしすっきりとはしない所もあるが楽しめた。
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ツバサ2020/12/2020軽い学園青春ミステリーと思っていたら雰囲気がガラッと中盤で切り替わって、わりと重みのある展開に膨らんでいったのは驚きました。主人公とヒロインの関係性は素直になれない者同士でお似合いでした。
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イシカミハサミ2021/04/0216タイトルとか表紙の印象以上に異能(不思議アイテム)が跋扈。 主人公はモノカキを目指しているので、 あんまり三次元が面白い仕様だとリアリティがなくなるからそこは気になるところ。 “そういうもの”として読めば楽しめる作品と思う。 ヒロインは押しが強い。好みによるかしら。
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T2020/12/2616作家を夢見る少年・唯乃壱時は、“史上最強のアマチュア”と称される未十士早來の趣味である謎解きに付き合わされていた。二人が追いかけるのは、不思議な力を持つ”超理具”が関わる事件とその謎。”超理具”を巡る学園青春SFミステリ―開幕。本作のメインである”超理具”による事件とその謎解きは勿論、やたらと絡んでいく早來となんだかんだ言いながらも彼女に付き合う壱時のコンビ活動も面白かったです。二人の前にどんな超理具や事件が待ち受けるのか、今後の二人の活躍が楽しみです。
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みやしん2020/12/2715今時大変珍しい単一ヒロインにして不思議アイテム物。肝心の種明かしは色々誤魔化された面もあるが総じて面白く、悪役の底知れなさも魅力的。余計な横槍を入れれば、ヒロインの好奇心が主人公と同様の文筆に向かった時が恐ろしいけど見てみたい。才能無双でも叶わないコンプレックス(タッパとか友達の有無とか)も。自分が読み飛ばしただけかも知れないが、消えた人は何処へ?
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