文豪ストレイドッグスSTORM BRINGER

発売日 : 2021/02/27
中原中也とは“何”なのか――? 今明かされる双黒の「十六歳」の物語。
太宰治とともに『荒覇吐事件』を終息させ、ポートマフィアに加入して1年。
幹部の座を狙う中原中也の前に現れたのは、中也を弟と呼ぶ暗殺王ポール・ヴェルレエヌだった!
「お前の心に関わる人間を、全員暗殺する」
彼の計画を阻止するため、中也は欧州の人造知能捜査官・アダムと手を組む。
それは横浜をふたたび呑みこむ嵐の予兆。
中原中也とは一体“何”なのか。射干玉の闇に包まれた過去の真実が今、明らかになる――!

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みんなのレビュー

  • 佐島楓
    2023/05/12
    中也が激しい爆弾を抱えた存在であることはアニメ本編でもさらっと語られていたように記憶しているが、ここまで世界を引っ掻き回すものだとは思っていなかった。彼は生に試練しか負っていないように感じられて痛々しかった。そしてそんな中也を見守る太宰。自分とはあまりにも異なる存在だからこそ、愛のある嫌悪(ある意味究極のツンデレ?)をぶつけ続けるのかな。キャラの関係性だけではなく、いろいろな意味で驚かされた巻。
  • 里愛乍
    2021/03/03
    ネタバレあり
    『15歳』編を読み終えて、さらに謎が深まる事態に期待は高まり、唯只待ち続けていた本書がやっと読める!現在本編ではなかなかお目にかかれないナカハラ幹部の活躍がまるっと一冊、しかも過去編。素材だけでも興味は尽きないのに新キャラ登場、機械の相棒、怒涛の展開、次から次へと止め時が見つからずに一気読み、改めて読み返し、いや実に面白い。『DA』も見直したくなりますね。真っ黒な太宰少年も滾ります。
  • 里愛乍
    2022/07/03
    ネタバレあり
    舞台化にあたり、予習復習を兼ねて再読。前作15歳で中原中也の過去に触れ、今作はその異能の正体について語られる。人間は何をもって人間たらしめるのか、自問する中也の相棒がアンドロイドだという関係性も面白い。異能特異点、ヴェルレエヌとランボォ、Nと施設、旗会、そして太宰…舞台は余すところなく表現してくれていたと思う。これまでの過去、生き延びた彼らの今後の活躍等まだまだ可能性の秘めたシリーズである。
  • さこぽん
    2022/04/29
    高評価も納得のおもしろさだった。中也とは何だったのか?がわかるファンにはたまらない一冊。暗殺王が迫りくるなか、アダムのゆる感がほっこりして癒しになった。それだけでなく強いところもいい。<旗会>のメンバーともまた会えたらいいなぁ。ぜひアニメ化してほしい。
  • よっしー
    2021/09/13
    中也と太宰の若きマフィア時代のお話。中也は人間か否かという気になるところで終わっていた前作。ここに来てやっと解決と思いきや…な所はありましたが、読み応え抜群でした!!戦闘シーンの迫力も勿論あったのですが、読み終えてから一番記憶に残ったのは太宰とボスのやり取りの一部。「中也と心中する」というたった一言で太宰にとんでもないショックを与えると共に奮起させるボス、部下の扱い方が分かってますね(笑