紅霞後宮物語 第十二幕
発売日 :
2020/12/15
皇后の地位を剥奪され、後宮の最下層に落とされた小玉は――!?
仙娥によって後宮の最下層・冷宮に落とされた小玉。粗末な衣で下働きする辛い環境に落ち込んで……はおらず、かなり生き生きと生活していた。さらにそこで不正が行われているかもしれないという話を聞いて――?
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 660円(本体600円+税)
- ISBN: 9784040739144
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みんなのレビュー
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あっか2020/12/2268待望のシリーズ最新刊。仙娥の謀により冷宮送りになった小玉。はあ?結局仙娥は何がしたかったの?が正直な感想だけど(笑)元々庶民だからか味方を増やしてイキイキする小玉はさすがでしかない♪このシリーズは本当に普通の後宮小説と一味も二味も違ってヒーローとヒロインの関係性が一進一退、二歩進んで三歩下がるみたいな感じで笑、もうどうなるか分からない!物語の着地点は一体どこへ?皇后じゃなくなった小玉、少女小説にあるまじきヒゲを蓄えた(笑)文林との関係は一体どうなるの?なんだか今までのシリーズとは違った読後感でした。
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はなりん2021/10/0235仙娥編?の決着。冤罪で廃后され冷宮行きになった小玉。皇帝の文林も小玉も、絶対的な味方が減ったなぁ。冤罪にも関わらず、跳ね返せる力がない。0幕が仲間で囲まれているだけに、なんだか寂しい。最後は2人の関係が新たなものとして、また近づいた感じなので、よかったかな。
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よっち2020/12/1535仙娥によって皇后の地位を剥奪され、後宮の最下層・冷宮に落とされた小玉。粗末な衣で下働きに従事する一方、支持者たちは復帰に向けて動き出す第十二弾。表紙の文林のヒゲ…後の展開を思うとつい笑ってしまいましたが、悲惨なはずの冷宮暮らしもどこまでもついてくる清喜たちの存在が効いていて、むしろ小玉が不在だった後宮の動きの方が今後に影響してきそうな…顛末としてはどうにかこうにか無難なところに落ち着きそうですけど、年月の経過を痛感する描写もあって、一度気づいてしまったこと、変わってしまったものはもう元に戻れないですね…。
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よっしー2024/02/0432今回は国内での話がメインでしたね。小玉は冷宮送りという中々過酷な環境であるはずなのに、生来の生まれや軍属上がりということもあって、見事なまでに環境に適応していてビックリでした。そんな中、暗躍していた人物が早々に退場し、小玉は後宮に返り咲き…。何だかと思う中での、文林の体調不良を含む面々の老いが感じ取られてきました。そう考えると、零幕の方がはつらつとしていて、個人的には好きですね。
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ナディ2022/09/0932ネタバレありどろどろが一段落。しばらく間をあけて読んだから、人間関係わからなくなった…💧なんとか思い出したけど、なかなかなあ。
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