おとなりの晴明さん 第八集 陰陽師は金の烏と遊ぶ
発売日 :
2021/01/22
わたしの家のおとなりには、どうやらあの「晴明さん」が住んでいる――。
秋が近づく京都。お隣に住む陰陽師・晴明さんの元には、信長の短刀・薬研通の魂をはじめ様々な不思議が姿を現す。
やがて訪れたのは中国の女神・西王母の使者。曰く、瀬戸内にさ迷う何かが、西王母の来訪を妨げているという。
晴明さんの式神として、双葉は金の烏となって飛び回る。一方で桃花は、晴明さんを助けようと思い余って、秘めていた思いを告げてしまい――。
平安京から現代京都へ、悠久の歴史が織りなす優しいあやかしファンタジー。
やがて訪れたのは中国の女神・西王母の使者。曰く、瀬戸内にさ迷う何かが、西王母の来訪を妨げているという。
晴明さんの式神として、双葉は金の烏となって飛び回る。一方で桃花は、晴明さんを助けようと思い余って、秘めていた思いを告げてしまい――。
平安京から現代京都へ、悠久の歴史が織りなす優しいあやかしファンタジー。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 693円(本体630円+税)
- ISBN: 9784049136395
シリーズ作品
一覧で見る
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
-
カメ吉2021/03/2659ネタバレありシリーズ8作目。今回も5話からなる短編集です。主な登場人物は菅原道真に村上水軍など相変わらずのスケールの大きさでした。そして何より桃花の晴明に対する恋心が告白されます。今後の展開とこのシリーズのいずれくる結末が気になる。それと既に完結している『からくさ図書館』の小野篁と時子が普通に晴明ファミリーとして登場してるのが嬉しい。完結しているシリーズの登場人物が次のシリーズで出てくるのは後日譚のような感じで読めて楽しい。桃花も今作では少し大人の女性になったし陰陽師としてもかなり成長したし今後の展開も楽しみです。
-
佐島楓2021/01/2851ネタバレあり晴明に想いを告げてしまう桃花。それに対しての晴明の返答。晴明の師としての愛情は、恋情より深いようにとらえたのだけれど、桃花はいつそれに気づくかな。気づいてほしいな。いつまでも、貴女を見守っているよということなのだから。
-
よっち2021/04/1938秋が近づく京都。お隣に住む陰陽師・晴明さんの元には、信長の短刀・薬研通の魂をはじめ様々な不思議が姿を現すあやかしファンタジー第八弾。菅原道真や西王母も登場する中で、双子たちのその後が伺えたり、相変わらずあやかし図書館の過保護な篁による時子様愛が炸裂している著者さんの世界観が垣間見えて嬉しい展開でしたけど、助けようと思い余って秘めていた思いを告げてしまう桃花が微笑ましくて、それに応える晴明さんもまた真摯でしたね。でもだからこそこの二人の関係がこれから先どういう形に落ち着くのか、とても気になってしまいました。
-
よっしー2021/08/0224遂に桃花が晴明様に自分の気持ちを伝えましたね。それを高校生の気紛れと流すのではなく、丁寧に応えた晴明様が流石だなと思いました。おばんざいの双子も久しぶりに登場!!学生時代しか知らなかったので、いつの間にやらお店で働いていることにビックリです。 やはり、桃花のどこか幼く自分本意にも取れる思考は苦手ですが、ここまで読んだので次も読もうと思います。
-
Kana2021/01/2424ネタバレあり大好きなシリーズの8作目。からくさ図書館の篁と時子も出てきたが、今回はあやかしとおばんざいの直史とまどかも登場して読んでいて楽しかった。桃花が晴明に想いを告げてしまうが恋は実らずに終わってしまった。今後は2人の関係が進展してほしい。
powered by
レビューをもっと見る