最後の晩ごはん 初恋と鮭の包み焼き
発売日 :
2021/02/25
大切なひとたちと、美味しいものを頂こう。大人気お料理青春小説!
芦屋の定食屋「ばんめし屋」で働く、元俳優の五十嵐海里。
バイト先のカフェ兼バーで、朗読劇への出演を目指し、
演じることに再び向き合うことになるが、
作家の淡海が手掛けた登場人物にどうしても感情移入できない。
そこで人の姿になれる眼鏡のつくも神、ロイドとともに、
淡海の取材に同行することに。
しかしロイドが、淡海の中に存在するはずの、
彼の死んだ妹の気配を感じられないと言い出して……。
大人の青春お料理小説、第15弾!
バイト先のカフェ兼バーで、朗読劇への出演を目指し、
演じることに再び向き合うことになるが、
作家の淡海が手掛けた登場人物にどうしても感情移入できない。
そこで人の姿になれる眼鏡のつくも神、ロイドとともに、
淡海の取材に同行することに。
しかしロイドが、淡海の中に存在するはずの、
彼の死んだ妹の気配を感じられないと言い出して……。
大人の青春お料理小説、第15弾!
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 660円(本体600円+税)
- ISBN: 9784041110546
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みんなのレビュー
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しんごろ2021/03/05284シリーズ第15弾!よもや、過去に登場した幽霊が、再び登場するとは思わなかった。でも話自体は良かった。ウルッとしてしまった。今回は淡海さんがほぼ主役。淡海さん、しっかり空になった大きな穴を素敵な思い出で埋めて、たくさん物語を書いてほしいね。海里の朗読の話も気になる。“豚ロースのハチミツ焼き”が、めちゃめちゃ美味しそう。久しぶりに作って食べたくなる料理だよ。レシピが載ってるから作って、ビール飲みながら食べてみたいです。
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たっくん2021/12/19145ネタバレあり営業時間は平日の日没から夜明けまで、メニューは日替わり定食一種類のみ。芦屋市にある風変わりな定食屋「ばんめし屋」、店主は料理人夏神留二、住込み店員五十嵐海里そして眼鏡の付喪神ロイド・・スキャンダルで芸能界を追われた海里は、「歌のお姉さん」女優倉持悠子を師と仰ぎ、芸能界復帰、カフェー兼バー「シェ・ストラトス」のステージで役者としての朗読披露を目指す・・店の常連客売れっ子作家淡海悟朗の体内に同居人のように棲む異母妹純佳の気配が消えていることに築くロイドは・・海里と純佳の決断、哀しくも心温まるシリーズ第15弾。
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とし2021/06/23127最後の晩ごはん「初恋と鮭の包み焼き」 15巻。淡海先生の物語の朗読に四苦八苦の海里さん、苦労してまた一歩前進しましたね。ロイドさんは良きアドバイザーですね。
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タイ子2021/03/10117シリーズ第15弾。海里の朗読劇への修行もなかなか思うように進まず悩み多きところ。こういうのを読むと名俳優と呼ばれる役者さんてスゴイなと思う。海里の兄夫婦の子供の問題、淡海に同行して出会った戦争体験の語り部の老人の本当の想い、淡海の胸の中で生きている亡き妹の存在、今回も生きることの楽しさ、切なさ、哀しさを感じさせてくれる。もちろん「ばんめし屋」の夏神さんのカッコ良さと、ロイドのおちゃめな紳士っぷりは相変わらずで面白くて時にウルっとさせてくれる。淡海の妹・純佳の天国への旅を祈って。
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ゴンゾウ@新潮部2024/01/18108ネタバレあり師匠の倉持さんと朗読劇をすることになった海里。恋愛経験の少なさからどうしても感情移入ができない。役作りの壁にぶつかる海里が淡海先生の取材に同行したり義姉の奈津夫婦の妊活の話を聞きヒントをつかむ。人として役者として成長を感じました。
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