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w-kd2024/09/052ネタバレあり何度でも読みたい棄てプリ11巻「路地裏の挽歌」。各章毎に感動して鳥肌が抑えられない。使い捨てるには惜しすぎるフューレをはじめ、レオ、ウィニア、クリスにベルケンスまで出てくる。しかもシャノンとラクウェルはほとんど出てこず、パシフィカさえも主とは言い難い問題作。本当に棄てプリには榊一郎の良さの全てが詰まっている。読みやすくて面白い。本作にいたっては長編のラス前であるにも関わらず読み切りとしても十分読める。ラノベ読みのみならず、世のあらゆる人に読んでもらいたい一冊である。
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t_hirosaki(t_hirosaki)2023/10/231フューレくん、別の世界線のシャノンって感じで良かったーーと言いたいところだがよう考えたらそれはコンヴィクトさんの役割だったかもしれない/ゼフィリスほぼ黙ってたのなんでなんやろ。そのままドンパチ始めてもおかしくない気がしたけど、まあ、街中で戦うのは無理か
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またれよ2010/03/061〈廃棄王女〉という重しのないパシフィカは底抜けなほどに明るい普通の少女。パシフィカに惹かれるフューレと彼女に忘れられてしまったレオ、ウイニア、の関係性が切ない。男たちが無闇にかっこいいです。
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永山祐介2003/04/201すっかり「ここは何処? 私は誰?」になったパシフィカは、廃棄王女という重しが取れてただの明るい娘さん化。記憶がないのにちっとも深刻にならない(ないもんは仕方ないよね、前向き前向き)ところが、いかにもパシフィカっていうか……。
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えーてる2017/07/250記憶を失ったパシフィカと、彼を拾ったフューレ。ささやかな日常パートが明るく楽しいものであればあるほど、これが本来のパシフィカの性格なのだろうという思いと、しかしそれはかりそめのものにすぎないという重みが読んでいて胸を締め付ける。対比的に描かれるシャノンとシーズの関係がこれまた重苦しい。
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