キ-リ 2 砂の上の白い航跡

発売日 : 2003/05/25
人気作「キーリ」、第2弾登場!
14歳の少女キーリと不死人・ハーヴェイ、そしてラジオの憑依霊・兵長は、約束どおりに“砂の海を渡る船”に乗ることに……。乗船前、宿泊している町の海岸でキーリは、動いている3体の小さな人形達を見かけ、追いかけていく。その人形達が行き着いた先は、寂れた鍛冶屋だった。その店に入ってしばらくして、様子が変なことに気づき帰ろうとするキーリ。しかし……!? 第9回電撃ゲーム小説大賞<大賞>受賞作の続編!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 627円(本体570円+税)
  • ISBN: 9784840223805

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みんなのレビュー

  • スズ
    2019/05/25
    霊感少女と不死者の男、ラジオに憑りついた兵長の霊の三人の、惑星を覆う砂の海を航海する旅路を描いた第2巻。遺体を砂の海に流して葬送する文化や、きな臭い雰囲気を醸し出す船の旅等が世界観や物語全体に深みを与えていて、自然と頁を捲ってしまいました。素っ気ないハーヴェイに拗ねるキーリの子供らしい側面と、彼に何かあれば我先に駆け出して助けに行く優しさと強い覚悟が色濃く描かれており、「自分だけは信じてほしい」と言ってくれた強情で時折泣き虫だけど心優しい少女を体が引き裂かれても守ろうとする不器用な不死人の旅に魅了されます
  • あおでん@やさどく管理人
    2015/09/23
    第6話でのキーリの母とのエピソードが心にしみた。母親に愛されていたのだと、キーリがわかってくれてよかった。まだまだ旅は続く。
  • まりも
    2014/11/18
    今回はキーリ、ハーヴェイの過去が少しだけ明らかになる話。砂の海を航る船に乗り旅を続けるキーリ達。新キャラも登場して賑やかになるのかと思ったんですけどただ騒がしくて煩いだけな印象。キーリの家族について少しだけ分かったけどそれだけじゃ地味だし盛り上がりにも欠けるかな。不死人という設定もあんまり生きていないし1巻程面白いとは思えなかった。
  • ココ
    2020/04/16
    ネタバレあり
    やっと読めた続編。相変わらず砂埃やらガラクタやら蒸気機関やら煙やら、一言で言えば私の好み直球ストライクの雰囲気でなにより。ユドとハーヴェイが同じ不死人ならキーリと出会ったのは運命であり必然であったってことだ。ハーヴェイの錆びた、人を信じることを諦めた心を救えるのはキーリしかいない。死者の記憶に苦しむキーリを必ず助けに来てくれるハーヴェイの、キーリへの愛にやっぱりじんわりキュンとしてしまう。大事なものを失った2人だからこそ分かり合える世界なんだろうな。2人の旅はどこまで続くんだろう。
  • みやち🐹
    2018/10/10
    再読。シリーズで1番好きな旅。今後の肝となってくる要素が詰まっています。私は船旅の話が好きなので出航や鳥が飛んでいる描写に惹かれました。キーリそしてハーヴェイ、それぞれにとって転換期となった巻。特にハーヴェイの身に起きたことは痛いし辛かったろうなと思います。色々と吹っ切れた彼女たちの旅はまだまだ続きます。しかしいつ読んでもトリ・ペリは可愛いなぁ。癒し。