科学喫茶と夏の空蝉
発売日 :
2021/04/15
その「いつも」は本物ですか? 科学×オカルト×猫の非日常系ミステリー!
喫茶店『C3-Lab』 のマスターで元科学者の緋子。ある朝、常連の冬子が連れてきた少年は行方不明者だった。冬子は彼を「霊障がある状態っぽい」と言う。さらに「ここは安全だから」と喫茶店に預けられ――!?
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 682円(本体620円+税)
- ISBN: 9784040739892
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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お涼2021/05/0123ネタバレありコーヒーやフードがビーカーやシャーレで提供される科学喫茶「C3-Lab」。そこに訪れる常連たちとの不思議な出来事。科学喫茶といっても科学的な知識は出てこない。弟の記憶がないというのもよくわからないし。「科学×オカルト×猫の日常系ミステリー」と言うけれど、科学も猫も日常系ミステリーもどこ行った?って感じかな。
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み2023/04/1321タイトル読みした作品、初読みの作家さん。う~ん…、最後の一言はゾワっとしたものの、お話が、ちとハマらず。科学よか化学っぽいお店かも、お店の容器に実験用具を使ってるだけだけど。
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ひぬ2021/09/1221科学喫茶「C3-Lab」のマスターである緋子はある日、行方不明である少年の保護を友人の冬子に頼めれてしまいます。冬子の娘である夏乃佳と一緒に彼女の「当たり前」は揺らいでく事になります。彼女から真っ向から否定していたものは身近に。帯の謳い文句は少し的外れで、科学成分は緋子の思考回路や背景以外あまり無く、オカルトメインで霊や怪異を緋子の科学的な思考からそれに関わる感じでした。(そして猫成分もほぼなし。)全体的に少し掴みきれない作品ではありましたが、最後はかなりヒヤッとしたり、色々と考えさせられました。
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那由多2023/06/2318オカルト現象を科学的に解明するんだと思ってたら、違ったよ。使ってる食器が実験器具ってだけだった。夏乃佳ちゃんは可愛いけど、言ってることと思考が怖い。緋子さんは弟に頼み事をする際、葛藤が少なくないかい?面白くなくはないんだけども、膨らみが足りなかった。
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coco夏ko10角2022/05/1716喫茶店を経営している緋子、よく預かっている知り合いの娘がある日行方不明のはずの美少年を連れてきて…。オカルトがメインだった。タイトルにするなら科学喫茶要素もっと欲しかったな。
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