王妃ベルタの肖像 3

発売日 : 2021/05/14
「王妃として歴史に名を残してみたくなったわ」新都が産声を上げる第三巻。
新しい都に移り、次第に外朝でも動きを見せ始めるベルタ。財政難に南部と北部の派閥統合など、問題は山積していた。そんな中、ベルタはカシャから異母弟を呼び寄せる。新たな 勢力軸の登場に王宮は揺れて――!?
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 748円(本体680円+税)
  • ISBN: 9784040740911

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みんなのレビュー

  • ラナンキュラス
    2021/05/15
    ネタバレあり
    遷都をし明らかになった財政難を立て直す為に異母弟を故郷から招いたベルタ。また息子ルイの洗礼と立太子の儀式を行おうとするが、いまだに彼女とルイを異端視する勢力がいて。分断している国家を一つにまとめるのはいろいろ大変だね...。でもベルタは基本くよくよすることなく前に進むので読んでいて安心感がある。陛下とも1巻の時点ではあんなに塩辛な関係だったのにずいぶん打ち解けてきたなあ。薄命の一族である陛下が自分はいずれ倒れるのではと予感しているのは切ないが、ベルタなら後を任せられると絶対的な信頼をよせているのがいい。→
  • よっち
    2021/05/13
    新しい都に移り、次第に外朝でも動きを見せ始めるベルタ。財政難に南部と北部の派閥統合など問題が山積する中、ベルタはカシャから異母弟・レアンドロを呼び寄せる第三弾。久しぶりに再会したレアンドロとの複雑な関係、彼とニーナの結婚。そして未だ落ち着かない王妃の立場と立太子を巡る諸問題。異母弟のような第三者視点から見てみると、ハロルドとベルタの夫妻が育んできた公私に渡る強い絆、お互いをかけがえのない存在と思う特別感を改めて実感しますね…。そんな両親を親に持つルイも、あれが基準だと大変だなあとしみじみ思いました(苦笑)
  • るぴん
    2021/05/20
    遷都が完了し、杜撰な財政の梃入れに着手するベルタ。適任者として故郷南部から呼び寄せたのは、同い年の異母弟レアンドロ。彼は何やらベルタに複雑な想いを抱いているようで…。ベルタの弟とは思えない軽い性格のレアンドロが新鮮だった。ベルタがプロスペロ教会の異端審問にかけられそうになった所は怖かった〜。意見を一切聞き入れられずに断罪されるのは恐ろしい。あとがきで作者さんがイメージはイベリア半島と言っていたので、とても想像しやすくなった。妹が産まれ、次巻ではルイの赤ちゃん返りや反抗期があるかな?
  • ぐっち
    2021/07/17
    3巻は財政立て直し。王との仲より。政治の話とそこにグイグイ行くベルタが面白い。同い年の異母弟、レアンドロとベルタのやり取りもよい。最後の小話は…もしかしてこれで終わるのかな、もっと延々書いてくれても読むのですが。
  • dorimusi
    2023/08/27
    完結なのかな?微妙な終わり方だけど続きが出てないのは事実。結局何を書きたかったんだか……後書きでは続きがありそうな雰囲気が感じられなくも…? 3巻は中編二つ。ニーナと南部の異母弟との結婚。そしてルイ王子の立太子。宗教問題や財政問題などとともに王と王妃の関係など変化が見えてきたというかこれからが大変ってところなので、これで終わりと言われても……中途半端な印象が拭えないです。単に商業的な理由で続刊が出せないだけでしょうか?近所の本屋では結構平置きされたりしてましたが・・・