メルヘンザッパーデストロイヤー 英雄になり損ねた男、最底辺スラムで掃除する

発売日 : 2023/04/01
最強のならず者は、無敵の掃除人!
 地球外生物兵器の脅威に死力と科学力を尽くした人類は、地球人口の半分と引き換えに絶滅を免れた。
 それから2年――軍をクビになったタクルは失意を抱え、戦禍に追われた人々が流れ着くスラムにいた。
 清掃バイトの薄給に返しきれない借金、果ては相棒のミリィに振り回されて地域の揉め事までボランティアで掃除するその日暮らし。
 しかしバケツを被った奇妙な少女を拾ったことから、ただでさえ終わっているささやかな日常まで崩壊する羽目に――!?
 戦争を生き残ったために卑怯者の汚名を被せられた男が、本当は彼を英雄だと知る少女たちのために再び立ち上がる!

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みんなのレビュー

  • のれん
    2023/04/10
    ネタバレあり
    雰囲気はメッチャ良いんだよな。世界大戦でトラウマを抱えるマッチョな敗残兵。そして能力的には下位だけど経験で補ってきたベテラン戦友魔女。 アメリカンなSF戦後任侠って感じで良い。 ただ敵のくっそ古典的なヒール感から暴走までのノリが、お約束過ぎて燃えなかった。いや謎の少女との邂逅の時点で読めていた展開だけで終わってしまったから薄かったというべきなのだろうか。 でも今どき珍しいマクレーンみたいなオッサン像最高なんだよなぁ。もっとワチャワチャクラッシュさせるマッドでマックスな展開が欲しかったのかも。欲張りかなぁ
  • 真白優樹
    2023/04/03
    突如襲来した地球外生命体を特殊能力を持たされた少女達が撃退し全人口の半分が奪われた世界で、英雄になり損ねた男が少女の為に立ち上がる物語。―――英雄なんかじゃない、どうせ最後は地獄送り。けれど貫くべき意地と矜持がある。 どこか懐かしい終末的なサイバーパンク的な世界観の中で、大人としての矜持を持つ男の、泥臭くとも鈍い輝きを持つ活躍が光る物語であり、今の時代では逆に見かけない世界観だからこそ、どこか懐かしくそして目新しい面白さがある物語である。世界に睨まれた男の今後の行方とは。 次巻も勿論楽しみである。
  • 凜音
    2023/04/01
    ネタバレあり
    読了 地球外生物兵器「ヴィトロム」の脅威。その襲来は予測されたものであったが、脅威度は想像を絶するものだった。死力と科学力を駆使して新世代エネルギー「メルヘン」を使える魔女と呼ばれる少女達による防衛旅団ガールズアサルトの粉糖と地球人口の半分を犠牲に絶滅を逃れた退廃した未来社会を舞台とした物語。生物兵器の対抗手段が少女である事やその事に葛藤する大人等世界観がとても好み。懐かしいライトノベルと言っていいのか分からないけれどそんな印象が残る内容でした。キャラたちの掛け合いも面白かった。ただ、過去をもっと掘り下げ
  • 碧海いお
    2023/04/16
    まるで90年代に発行をしたスニーカー文庫みたいな世界だと思って調べてみたら、作者が何冊も出している方と知って納得。 初めて読んだのに平成になったばかりの作品を思い出すという懐かしい作風でした。
  • リク@ぼっち党員
    2023/04/15
    00年代前半どころか90年代後半の雰囲気すら漂わせるアウトローなバトルモノ。相棒枠までオッサンだったら完璧だった。あとがき的にもそこをバリバリに意識していたようだし。正直売れ線からかけ離れているのは間違いないんだけど、異世界モノやラブコメばかりじゃメリハリがなくなるし、こういう作品が出版されるってのは素晴らしいことだなと。