焔の舞姫
発売日 :
2021/07/15
炎に愛された少女が、宮廷の空へ羽ばたき舞う。圧倒的平安ファンタジー!
「こじか」と名付けられた、やせっぽちで炎が苦手な少女。高く跳びはねてしまう為、足に砂袋をくくられ育った。ある時、頭中将のタケルが訪れ、こじかを舞姫として引き取るという。二人は都へ向かうことになるが―?
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 704円(本体640円+税)
- ISBN: 9784040741819
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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ひぬ2021/10/1021高く跳びはねてしまう故に砂袋を足につけて育った少女・こじか。ある日、都から来た頭中将・タケルから五節舞を踊って欲しいと告げられます。五節舞は炎が周りを照らす環境でやるため、訳あって炎が苦手なこじかはそれを克服するために頑張ります。全体的にあっさりとしていて読みやすかったです。あらすじの文面はちょっと謎。読んでいる途中タケルがきな臭いと思っていましたが、それが杞憂で終わって良かったです。
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はづき2021/09/2317ネタバレあり良かったです。最初の前半で凄く惹き込まれました。どうなっちゃうんだろう?これは恋愛に発展するのかな?とか。中盤はすーっと読んで、最後がまた良かったと思います。最後のタケルの一言はちょっとキュンとした(笑) アカツキなのか?タケルなのか?と、やっぱりタケルでしたね笑 甘々ではなかったですが、普通に良かったです。こじかちゃんの成長物語ですね。最後のあとがきが凄く良かったです!母親への感謝が入っていた所が凄く良かったです。心にグッと来ましたね。
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虚と紅羽2021/11/2111ネタバレあり良く言えば頭空っぽで読める簡単な内容。 タイトルと帯で『炎』をとても主張しているのだけど、後半部までずっとこじかは炎を怖がっていて、克服しても炎に関する特別なストーリーがある訳でもなし。何をどうとったら炎に愛された、という表現になるのか。炎を操る北の天狗出身というわけでもないし、それならまだ『星の舞姫』とかの方がしっくりくる。 天狗の説明的にあれか、この国の外は異能蔓延る世界なのか。 後書きであくまで平安風だ、とあるけどそれでも突然のリハーサルという言葉にずっこけた。そこだけなんでルビ振ったのかなぁ。
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粋2023/03/068内容はあっさりとしている感じ。舞がメインかと思っていたがそれほどでもなく、どちらかと言うと主人公が虐げられる部分の方が結構書かれているような。個人的にはもうちょっと恋愛要素が欲しかったな。
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starly2024/10/076炎がトラウマになりながらも懸命に舞う。かつて虐げられていた少女の成長物語。途中で三角関係となる恋愛場面にはドキドキしたけれど、もっと恋愛を掘り下げれば恋愛作品とよべたと思います。平安ファンタジーでありながらも読みやすい。
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