ルナティック・ム-ン

発売日 : 2003/09/25
少年は<月>を探す。変異種の少女のいる世界で…
機械都市バベルの下に広がるスラムに、一人の少年がいた。名を持たず、変異を持たず、見えるはずの無い“月”を空に探す少年…。
 そして、少女がいた。腕に変異を持ち、人類の“純血種”を守るために異形の生物達と戦うウェポンとして…。
 世界が“混沌”に包まれて数百年―。人類は前時代の遺産「過学」の庇護のもと、戦闘能力に長けた“変異種”と呼ばれる人々を管理し、荒廃した大地で異形の生物の影に怯えて暮らしていた。 だが、やがて少年と少女が出会うとき、世界は静かに変革の扉を開き始める…。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 649円(本体590円+税)
  • ISBN: 9784840224581

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みんなのレビュー

  • U
    2014/02/23
    戦闘シーンがいいな。ぐんぐん勢いがあって。失ってから抱くイルの感情がグッと哀しく胸に迫る。鬱屈から立つ指標になる殺意までの流れがすごい。容赦ないのだけれど、不思議と読後感は悪くないのが、藤原さんだなあ。
  • 柏葉
    2012/10/13
    雰囲気のある小説。いい意味で厨二病。文明崩壊後の混沌とした世界、使いきれない過去の文明の遺物、隔離された都市と発生するスラム、身体能力を使った近接戦、などがキーワード。一人の少年が、自身を謎に思い、生い立ちを知り、家族や友人を失い、力に目覚める物語。物語に沿って世界観がごく自然に示される。 第9回電撃ゲーム小説大賞応募作と聞いて納得した。今はなきゲーム大賞に合いそうだが、現在だとやや古く感じる。 当然続刊は出てるよなと思って調べたら、この作家、今、何を書いてるんですかwラブなホームコメディwどうしたw
  • 倉本彩矢
    2013/06/26
    実は藤原作品の中でいちばんお気に入りです。世界観とかしっかりしてますし、殺伐とはしてますが、しっかり物語に入り込んで夢中になって読めてしまいます。シオンにはちょっとレイのイメージがかぶる私です。
  • akahane
    表紙に惹かれてブックオフで購入。椋本夏夜さんの絵はこの頃が一番好き。内容は、はじめはこの雰囲気に慣れることができるか心配でしたが、中盤あたりで面白くなってきた!と思ってから止まらなくなって、結局最後まで読んでしまいました。読後感がとても爽やかでした。退廃的な雰囲気とか、自分の好みが分かった作品でもありますww 現在は売っていないのが非常にもったいないです。是非再発売をお願いしたいです。
  • 柳里
    2013/03/22
    中学生の頃に読んで衝撃受けた作品。今読んだら厨二な台詞回しや表現がいっぱいで恥ずかしくなってくるんだけど、やっぱりこういう暗澹としていて絶望しかないような世界観が好きなのは変わってないなぁと再認識。確かに主要な人物もあっさり死ぬから、ルナが執着する割にはあんまり読み手には伝わらないかも…。