琴崎さんがみてる 俺の隣で百合カップルを観察する限界お嬢様
発売日 ：
2021/10/08
俺は百合が好きだ。 隣にいる、琴崎さんも好きだ。
名門お嬢様学校が今年から共学化して、クラスに男子は俺ひとり。普通の男ならハーレム万歳みたいになるんだろうけどあいにく俺は……百合が好きだ。
そして、この学園には俺の同志がいる。
「はぁあああああ、尊いですわ……！」
幼馴染の琴崎さんと二人。
息を潜めて百合カップルを観察する。それが俺の……いや、俺たちのライフワークだ。
この楽しい時間をいつまでも続けていくため、俺には守るべきルールがある。
『琴崎さんを好きになってはいけない』
だって、百合を愛する観察者は、自分が当事者になってはいけないんだから。
そして、この学園には俺の同志がいる。
「はぁあああああ、尊いですわ……！」
幼馴染の琴崎さんと二人。
息を潜めて百合カップルを観察する。それが俺の……いや、俺たちのライフワークだ。
この楽しい時間をいつまでも続けていくため、俺には守るべきルールがある。
『琴崎さんを好きになってはいけない』
だって、百合を愛する観察者は、自分が当事者になってはいけないんだから。
- レーベル： 電撃文庫
- 定価： 737円（本体670円＋税）
- ISBN： 9784049138641
電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
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芳樹2021/10/0830【電子】Youtubeで連載されていた「琴崎さんがみてる」シリーズの小説版にしてWebエピソード翌年度のお話し。名門お嬢様学校が共学化され、琴崎イリアの幼馴染の瑛人が入学。百合好き同志の二人は早速百合カップルの様子を観察するのだけど…。百合作品にあえて男子を登場させることで物語にメリハリを付ける、という狙いが上手く作用している感じで、五十嵐さんの展開力と文章力の高さに改めて唸らされました。『百合カップル』と『瑛人とイリア』という2パターンのラブコメが一度に楽しめる作品です。続きを楽しみにしています。
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nawade2021/10/098★★★☆☆ ラノベにおいても一つのジャンルとして確立しつつある百合モノ。しかし、自分のように百合モノは苦手といった層もいる。この作品はそういった層に向けてのアプローチなのか、百合の当事者ではなく、ストーカーもとい観察者を主人公に配置して、百合モノが苦手な方にも読みやすくしている工夫が見て取れる。ただ、百合モノが好きで、それを期待した方には百合描写が中途半端に感じられ受けないリスクもあり、痛し痒しな作品。
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半熟タマゴ2021/10/287これなら最初から主人公と琴崎さんの男女のラブコメだと宣伝したらよかったのに……。プロモーションのやり方が最悪としか言えない。ちぐはぐなストーリーとキャラクター、何一つ魅力を感じることができませんでした。好きなイラストレーターさんが関わっているのがただただ悲しいです。どうしてこうなってしまったのか……。
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真白優樹2021/10/097今年から共学となった元女子校で、幼馴染のお嬢様と再会した少年が二人で百合カップルの観察に励む物語。―――観察するのは心と心、咲く花の色は何の色？ 百合カップルを観察者として観察し悶えたりしながら、ラブコメ未満のラブコメを繰り広げる作品であり、web版とは別物、一粒で二度おいしい作品と考えると楽しめるかもしれない作品である。次々と芽生える百合の花の傍ら、咲く時を待つ色のない花。いつかその花が咲く時が来たら、その花の色はどんな色となるのだろうか。そこまで読める事を願いたい。 期待を込め次巻も楽しみである。
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TERU2021/10/316これは...どうなんだ？ 百合カップルを観察する琴崎さんとその幼なじみの男による百合観察系ラブコメ。 百合カップル誕生の瞬間を遠くから実況してくれる琴崎さんの語りが面白い作品。と思ったら、そんな琴崎さんの隣で琴崎さんを観察する男がいるという不思議な作品。 尊い百合を見ていたと思ったら、急に主人公目線のラブコメが始まったりするので、二つの共存が許せる人でないと読むの自体が難しいです。 どちらかに寄せれば良い作品だとおもったのですが、二つをまとめた結果どちらも中途半端になってしまっていました。
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