氷室教授のあやかし講義は月夜にて 2
発売日 :
2021/10/15
氷室教授の過去が明らかに? 吸血鬼教授と眷属助手のあやかし講義録!
貴族のような容姿と振る舞いが人気の海外民俗学講師・氷室教授。その正体は人ならざる高貴なヴァンパイアで、彼に命を救われた理緒は、教授の【高貴なる者の義務】である“あやかし”調査に駆り出される日々を送っていた。
ある時、夜の病院で骸骨が出るという噂の調査へ向かった理緒は、そこで氷室という姓の不思議な老人と出会う。老人は理緒が調査してきたあやかし事件を懐かしむ様子。ところが氷室教授は、老人のことを知らないと言って……?
高貴で妖しい講義録。謎めいた教授の過去が明らかに?
ある時、夜の病院で骸骨が出るという噂の調査へ向かった理緒は、そこで氷室という姓の不思議な老人と出会う。老人は理緒が調査してきたあやかし事件を懐かしむ様子。ところが氷室教授は、老人のことを知らないと言って……?
高貴で妖しい講義録。謎めいた教授の過去が明らかに?
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 770円(本体700円+税)
- ISBN: 9784040742755
シリーズ作品
一覧で見る
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
-
よっしー2023/03/1622ネタバレありとりあえず…寝起きの無防備過ぎる教授と普段とのギャップにご馳走さまですと言いたくなりますね。思考が働いていないと、こんな状態になるのですね…。理緒が来るまではどうやって起きていたのか…気になります。今回は教授の過去に触れる物語。人とヴァンパイア、どちらが良いと言うわけでもないけれど、人としての死に際はこうだと示してくれた清一と、教授の心からの感情、涙無くしては読めませんでした。だからこそ、ユフィの調子に救われたようにも感じました。
-
きょん2021/10/3016病院で踊るガイコツ、妖精の輪に囚われた少年、ヴァンパイアの吟遊詩人の絡む事件。永遠の生を生きる存在と限られた生を生きる人間の別れという命題をいくつかの関係を知る事で考える理緒くんは、将来的な自分の選択と教授への対応も変わっていくんだろうか。
-
クルミ2024/12/188シリーズ2冊目。氷室教授にあやかし調査に駆り出される日々の神崎理緒。氷室清一と名乗る老人と出会う。この話がとても良かった。人としての人生を全うするか?ヴァンパイアの氷室教授の手を借りて、ヴァンパイアとなり死なない人生を送るか?清一の死を通して、いろんなことを学ぶ理緒。
-
てみさま2023/10/226人として生きて老いて死ぬか、ヴァンパイアになって永遠に生きるか。もし、どちらか選択しなければならないとなったら…どうしよう…なんて考えてしまった。そして、どうでも良いことだが、私、みかんの白い筋は綺麗に取る派だ。
-
みるみ✿*:2022/02/145ネタバレありシリーズ二作目。氷室教授の傍若無人ぶりが面白かったです。プロローグからのエピローグは悲しく人を想い想われ、永遠の尊さを問う儚さもありましたが、理緒が少しでも救いになっていたら良いな。妖狐組もちらりと出現して嬉しかったです。「昔話覚書」の日本とイギリスの逸話の類似性を扱うエピソードがとても興味深かったです。まだ解明されてないのか、それゆえの「人ならざるモノ」にいきつくのか。それがラストに生きてきて、深かったです。今後、教授がもっと理緒に寄りかかれるようになれたら嬉しい。表紙のウールがとても可愛かったデす。
powered by
レビューをもっと見る