妹の親友?もう俺の女友達?なら、その次は――?

発売日 : 2021/11/20
最初は妹の友達だった。でも、そのままじゃいられなくなった
男女の友情に"その次”はありますか――? 

 糸原斗真は恋愛に興味がない。線引きをした人間関係が心地
良く、それはそれで充実しているのは間違いなかった。
「――お兄さん、帰っていないのなら、一緒に帰りましょう」
 だけど最近、少し変化が訪れた。間宮凛。妹の親友で、よく
家に遊びに来る娘……最初はそれだけの関係だったのに、同じ
学校に通うようになって、一緒に帰って、当たり前のように休
みの日に遊ぶようになって、みるみる関係が深まっていく。そ
れでもあくまで“異性の友達”として接する斗真だったが、そ
の一方で凛はこの関係に対して思うところがあるようで……?
 青春で、そしてラブコメです。

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みんなのレビュー

  • 佐治駿河
    2024/10/10
    終始疑問だったのだが、主人公(斗真)の妹は親友(凛)が兄である斗真に気があることに気づいており、そのように仕向けているのですよね?そうでなければちょっと変な感じがしますね。主人公もカーストの上位くらいの人物なのである程度は女性から好意を寄せられて当然ではないでしょうか?それとこれだけ凜がわかりやすくアプローチしているのに主人公は気づけよと言いたくはなります。ヒロインは凛なのだが、主人公(斗真)のクラスメイトの委員長のほうが私の好みです。制汗スプレーの件はかなり良いシーンでした。
  • よっち
    2021/11/21
    恋愛に興味がない。線引きをした人間関係が心地良いと感じていた高校生・糸原斗真。しかし妹の親友で、よく家に遊びに来る間宮凛との出会いによって変わってゆく青春小説。最初は帰るのが遅い妹を待つ間の交流、一緒の高校に通うようになって、放課後の勉強会を通じて育まれてゆく二人の関係。何だかんだで仲が良い妹には何となく内緒にしている、これまでしっかりと積み上げてきた二人の距離感があって、ふとしたきっかけから委員長もいい感じに斗真と絡んではきてはいますけど、ここからどんな展開が待っているのか今後に期待の新シリーズですね。
  • アウル
    2021/11/22
    ネタバレあり
    恋愛に興味がなく、線引きした人間関係が心地いいと思っている主人公・糸原斗真。だけどそんなスタンスに変化が表れてきた。妹の親友でよく家に遊びにくる間宮凛と同じ学校で通うようになり、一緒に帰ったり、休みの日に出かけたりしどんどんと関係が深まってき...な話。あくまで線を引いた対応をする斗真とそんな関係では満足できない凛の関係がなかなかに良かった。委員長も大分と斗真と絡んでるが凛がどういった対応取ってくるのか楽しみだわ。
  • まっさん
    2022/02/10
    ★★★★ これはまた良いラブコメ物を読ませてもらった。 物語はタイトル通り、主人公・主人公の妹・その親友、に加えて主人公の友達ポジ(美少女委員長)を軸に展開され、妹の友達(異性)(年下)という絶妙な距離感を持ち味にどこか微笑ましい様子を楽しむ事が出来た。程よく甘さも描かれており、また学園物としてもある程度のクオリティをもって創られている所も好印象だったかな。 強いて言うならばヒロインが主人公に対する好感度が初めからMAX値だった所と、その馴れ初め自体は早くから開示されるものの若干エピソードが弱く感じ→
  • わたー
    2021/11/23
    ★★★★☆著者の前作が好きだったので読了。妹の友達として接してきた後輩の娘とのラブコメ。作品の空気感が非常に良かったものの、物語的な盛り上がりには欠けていたところに賛否が分かれそう。波風立てないように生活する主人公のスタンスが、このもったりとした読後感を生んでいる原因だろうか。その妙なリアルさは令和の高校生のスタンダードなのかもしれないが、世代間の格差を感じた。大きなイベントが起こるであろう次巻以降まで読んでいたら、また違った感想を抱いていたのかな。ただ、委員長ちゃんによる制汗剤のくだりは非常に良かった。