とらわれ花姫の幸せな誤算 仮面に隠された恋の名は

発売日 : 2021/12/01
結婚相手は顔も知らない、敵国の皇子……運命を背負う王女のラブロマンス!
フロレラーラ王国の王女ルーティエは、同盟国王子と幸せな結婚を迎える――はずだった。しかし挙式の最中に攻め入られ、敵国に嫁ぐことに。相手は不気味な仮面の皇子・ユリウス! 望まぬ結婚で王国に戻りたいと願うも、真摯に為政に向き合う彼の姿と、自国の罪を知って心は揺れていく。顔を知らない、まして好きになってはいけない、それでも……「俺にはあなたが必要だ」
第19回小説大賞奨励賞受賞・究極ラブロマンス!

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角川ビーンズ文庫の新刊

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みんなのレビュー

  • ラナンキュラス
    2021/12/06
    ネタバレあり
    同盟国の王子との結婚式の最中に敵国に攻め入られた王女ヒロインは、1週間後今度は敵国の第4皇子と政略結婚することになり。最初は無理矢理花嫁にされたことに怒り反発していた(←その気持ちはわかる)が、やがて噂とは違うヒーロー国の様子に気付き、自分の考えを改めヒーローに近付いていくヒロインがしなやか。なかなかできることじゃないよね。ヒーローは仮面をつけていて一見わかりづらいのだが、実はヒロインが初恋の君。改めて読み直すと最初からヒロインのことを大切にしているのがわかりときめいた。よくまとまったお話で楽しく読了。
  • ころころ
    2021/12/05
    ネタバレあり
    小国王女ヒロインは同盟国の王子であり兄のように思っていた人との結婚式の挙式中に敵国に攻め入られ、その国の第四王子ヒーローと政略結婚することに。仮面で素顔を隠した彼は初夜で今後一切彼女に触れることはないと宣言し出て行ってしまうが…という出だし。 スゴく好みのお話で面白かった。この作品がデビュー作とは思えないくらい話の構成がしっかりしていて展開も上手い。また心理描写も丁寧。敵国の王子ヒーローと望まぬ結婚を強いられ自国に戻ることしか考えていなかったヒロイン。
  • nishiyan
    2021/12/14
    同盟国の王子であり、幼馴染のレイノールとの結婚式を迎えた王女ルーティエ。挙式最中に敵国に攻め入られ、その指揮をとっていた仮面の皇子ユリウスに嫁ぐことになるラブロマンス。母国への侵略と意に沿わぬ結婚に反発していたルーティエがユリウス、侍女のアーリアナらとの交流、敵国の内情を知ることで心が揺れ動き、やがて彼に心をひらくようになるが心地よい。紳士的なユリウスに好感が持てる上に、彼女を誰よりも大切に思っているのがよくわかるのも良い、彼らを襲った陰謀も綺麗に治まり、共に歩み出す二人の門出を祝いたくなるラストだった。
  • かなで
    2022/02/16
    ネタバレあり
    幼馴染との挙式中に攻め込まれ、人質として第四皇子ユリウスと結婚することとなったルーティエ。最初は憎しみが強かったものの、実際に接し、考えを改めていく。すると、ルーティエは命を狙われ始めるも、癖の強い侍女アーリアナとその弟の騎士クレスト、そしてなによりユリウスが守ってくれたことにより、ルーティエの心はようやく真実を捉えようとしていた。→侍女が余りに面白くて良かった。まあ、幼馴染とユリウスの決闘はベタな展開すぎて一瞬読む気失せたけれど、最後はきれいにまとまっていたと思う。
  • 虚と紅羽
    2022/05/15
    プロローグから第二章前半まで続くネガティブシンキングに耐えられれば読める。あとアーリアナのキャラ設定が駄目な人は本当に駄目だと思うのでそれにも耐えられるかどうか。 結婚式に祖国を侵略されて侵略国へ政略結婚ともなると憎しみ恨み怒りでネガティブムーブが続くのはしょうがないと言えるが、もっと強くあってほしい。途中からなれるくらいなら最初から強くあって。帝国民→ルーティエへの態度が侵略で連れて来られた姫君に対すると違和感がある?どういう考え方で接しているのか。 皇帝陛下の側近になりたい人生だった。