虚ろなるレガリア 02 龍と蒼く深い海の間で

発売日 : 2021/12/10
亡命政府の艦が帰還する。龍の巫女の祈りと謀略を乗せて――
武器商人ギャルリー・ベリトと龍を殺す契約を結んだヤヒロは、民間軍事会社ギルドが統治する街、横浜要塞を訪れる。そこでヤヒロを待ち受けていたのは“沼の龍の巫女”姫川丹奈と、三人目の“不死者”湊久樹だった。
 そのころ彩葉の元には、欧州の大企業ギベアー社から企業コラボのオファーが届いていた。初めての企業案件に舞い上がる彩葉。だがギベアー社は日本人生存者による亡命政府“日本独立評議会”の支援者であり、彼らの目的は彩葉を日本再独立の象徴として担ぎ上げることだった。そして日本独立評議会の背後には、新たな龍の巫女と不死者の影が――!
 廃墟の街で出会った少年と少女が紡ぐ、新たなる龍と龍殺しの物語、待望の第二巻!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 770円(本体700円+税)
  • ISBN: 9784049139051

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みんなのレビュー

  • 芳樹
    2021/12/12
    ネタバレあり
    【BW】新しい龍の巫女と不死者が登場し、世界が広がる第二巻。国を国たらしめるものは何なのか、ということを考えさせられます。行動がエゴイスティックだけど自分の目指すものへ向かうアマハの力強さには感じるものがあって、それだけに知流花とともに辿り着いた結末には切なさや虚しさを感じざるを得ません。そんな中、妖しげな企業案件が来て素直に喜んじゃうような、彩葉の無邪気さに癒されました。ヤヒロへの恋心を自覚していないのがまたかわいい。
  • よっち
    2021/12/10
    武器商人ギャルリー・ベリトと龍を殺す契約を結んだヤヒロが訪れた、民間軍事会社ギルドが統治する街・横浜要塞。そこでヤヒロたちは「沼の龍の巫女」姫川丹奈と、三人目の不死者・湊久樹と出会う第二弾。丹奈たちが訪れた横浜を訪れた思惑、彩葉の元に届く大企業ギベアー社の企業コラボオファー、そして亡命政府・日本独立評議会と新たな竜の巫女。その思惑に巻き込まれる中で描かれる、それぞれの龍の巫女と不死者の関係がなかなか印象的でしたけど、未だ距離感が定まらないヤヒロと彩葉の関係がこれからどう変化していくのか続巻が楽しみですね。
  • オセロ
    2021/12/14
    序盤は前巻同様説得過多な気がしましたが、後半の盛り上がりは圧巻の一言。 様々な組織や、新たに出てきた龍の巫女と不死者の思惑が入り乱れる展開は読み応えがありました。 ラストは切ないものでしたが、それでも前を向こうとする八尋と彩葉の覚悟には胸を打たれました。次巻も楽しみです。
  • しぇん
    2022/02/27
    龍の巫女達も増えてきて、今後の伏線が増えた感じですかね。今回の顛末は哀しい物語になってしまいましたが、しょうがなかったのでしょう。あと、ロゼが一番かわいいと思いました
  • まっさん
    2022/02/18
    ネタバレあり
    ★★★☆ 新たなる不死者・新たなる龍の巫女の登場により、各陣営の思惑は更に混沌としたものとなってきた。それぞれがそれぞれの信念の元、行動を起こしていく。そんな中、今巻では消滅した日本を再興しようと画策する不死者・アマハを軸に物語が展開され、人間・魍獣・不死者に加えて新たな勢力の登場とまだまだ物語はこれからの様相を見せている。 前巻同様基本的には好みの要素が多く含まれている為楽しみながら読めたが、一巻で前面的に描かれていた魍獣要素が殆ど感じられなかった所は少し残念だったかな。あと、何といっても今作のメイ→