私立シードゥス学院 3 小さな紳士と秘密の家

発売日 : 2021/12/21
学院《シードゥス》は、僕達の帰る場所。気高き寄宿学校ミステリ、完結!
憧れの特別寮長・早乙女からミドルスピーチデーの原稿を託され、昂る特別寮2年生の角崎。
しかし、実行委員の元へ原稿を届ける最中で、うっかり紛失してしまう。
獅子王、弓削、日辻ら青寮1年生トリオも捜索に加わるが……? 
(――第三話 狂騒協奏輪舞曲)

ある日「悪霊退治を手伝え」と生徒会長の吉沢と青寮長の瀬尾に呼ばれた獅子王。
聞けば、回廊北の墓地周辺の小径で謎の転倒事故が頻発しているらしい。
生徒会は何度も手を打とうとしたが、さっぱり効果がないそうだ。
果たして、学院に出没する「悪霊」の正体は――?
――(最終話 家)


「シードゥス学院生たるもの、自身を律し、広い心で他者を赦し、清廉潔白な紳士の振る舞いを」
少年達の刹那の煌めきが眩しい、優雅な寄宿学校ミステリ、完結!

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みんなのレビュー

  • 雪紫
    2022/01/17
    元凶ーー大切ゆえのすれ違い。小さいようで周囲にとっては大事な様々な事件。私立シードゥス学院完結。善意であれ、相手を思う気持ちは事件や、騒動の引き金となる。だからこそ乗り越えた先にかけがえのない、学院こそが帰る「家」。というのが響く。・・・登場人物や先輩達ももっといるしまだ続き読みたかったなぁ。
  • よっしー
    2022/03/23
    もっと長く続くシリーズ物だと思っていただけに、こうもあっさりと、完結してしまうと少し物足りないものがありますね。獅子王は学園に入った理由も掘り下げてありましたが、他の面々も良い味を出しているので、もっと突っ込んで書いてほしかったなと思います。名残惜しさを感じてるので、第二部とか…出ませんかね(笑
  • 陸抗
    2021/12/29
    最終巻。シードゥス学園の中で、生徒達は擬似社会を経験してるしてるようにも見えるし、学園ならではの苦悩を抱えているようにも思えた。不自由な安全というか。獅子王が困難を抱えた時に、彼を助ける為に動いた弓削と日辻に感動した。付き合いの長さでいえばまだ短いけど、大切な仲間なんだなと。困れば助けてくれる人達もいる。それが学園内で結ばれる縁なのかもしれない。
  • かなで
    2022/02/19
    ネタバレあり
    全体的に面白いとは思うけれど、人物相関図が毎回ないと設定が細かいだけに誰がどの寮でどんな風なんだっけ?と忘れてしまっている。あと青春の1ページを切り取った短編集と思えば面白いとは思うけれど、盛り上がりにはかけるかな……。完結編とのことだけど、1巻目が1番面白かったと思う。
  • カリン
    2022/03/19
    ネタバレあり
    読めば揉む程、執事が思い出されてしまう。日常に潜む小さな謎を解いていくお話なんだが、ピンとくるものが無かった。