放課後の図書室でお淑やかな彼女の譲れないラブコメ 3

発売日 : 2021/12/25
「わたしは誰よりも静流の近くにいたいの」 泪華の気持ちに静流は――。
放課後の図書室で姉の蓮見紫苑、先輩女子の壬生奏多、恋人の瀧浪泪華の三人と楽しくも騒がしい日々を送る真壁静流。そんな中、奏多からデートに誘われた静流は不安げな表情を浮かべる泪華を気にしつつも週末を一緒に過ごすことに。数日後、図書室で過ごす静流と奏多のもとに少し緊張した面持ちの泪華が現れ、二人の出会いや過ごした日々など昔のことを教えてほしいと迫られる。泪華が静流との関係性に不安を抱いていると感じた奏多は静流との出会い、そしていつも静流の側にいる理由を話しはじめるのだが……。放課後の図書室で巻き起こるすこし過激なラブコメシリーズ、堂々完結。
  • レーベル: ファミ通文庫
  • 定価: 792円(本体720円+税)
  • ISBN: 9784047368996

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みんなのレビュー

  • 芳樹
    2021/12/27
    関係の変わった瀧浪先輩に静流が正面から向き合う最終回。タイプの違う三人のお姉様たちは静流に対する役割もそれぞれ。奏多先輩の役目は最後になってようやく気付いて、あ、そうかと腑に落ちました(答え合わせは番外編の佐伯さんがしてくれました)。さて、そんな彼女たちに愛される静流はなんと幸せ者でしょう。本作品は恋物語であるとともに、彼女たちとの交流を通じて、達観しているようで幼い一面を持つ静流が大人へと一歩近づく成長物語だったのではないかと感じました。九曜先生の次回作を楽しみにお待ちしています。
  • 佐治駿河
    2024/07/17
    完結です。真の負けヒロイン的な立場の人物もいませんでしたので既定路線的な感じですね。それぞれの女性たちは、紫苑は姉ポジション、奏多は保護者、泪華は恋人として物語初期から結末は見えていましたので後はどのようなストーリー展開が楽しめるのかが焦点でした。物語全体を通してですが、かなり優秀な学生たちが多い高校の設定なので仕方ないかもしれませんが登場人物たちが多くの事を察して深読みするあたりはあまり高校生らしくない部分もあるなと考えつつ読んでいました。もっと衝動的に行動する部分もあっていいかもとは思いましたね。
  • よっち
    2021/12/24
    放課後の図書室で姉の蓮見紫苑、先輩女子の壬生奏多、恋人の瀧浪泪華の三人と楽しくも騒がしい日々を送る真壁静流。そんな中、静流が奏多からデートに誘われる第三弾。不安げな表情を浮かべる泪華を気にしつつも週末を奏多と一緒に過ごす静流。数日後、静流との二人の出会いや昔のことを教えてほしいと迫る泪華。気になって後をつける紫苑と泪華には苦笑いでしたけど、付き合いの長さを感じさせるラスボス感ある奏多との関係は、やっぱり泪華ならずとも気になっちゃいますよね。でもそれを乗り越えて向き合えた二人ならきっと大丈夫だと思えました。
  • まっさん
    2023/02/02
    ネタバレあり
    ★★★ 完結巻。 作者曰く売上的な意味合いでの完結ではなく予定通りの完結との事でしたが、個人的にその割には割と中途半端な所で終わってしまった感じがしてしまい、若干の消化不良感を残しての完結なんだなという印象が強いですね。 物語は晴れて恋人関係へと至った静流と泪華が、カップルにとってあるあるの問題、恋人の異性の友人に対する距離感に戸惑う事から生まれるごたごたに直面するお話でした。一巻からある意味泪華以上の存在感を発揮していた奏多。四年もの付き合いから生まれる静流とのあけすけなやり取りに危機感を抱いてしま→
  • かっぱ
    2022/01/08
    シリーズ最終巻。付き合いの長さを感じさせる奏多先輩のヒロイン力が非常に素敵だった。まだまだ一悶着あるだけのポテンシャルは秘めながらも綺麗にまとめ上げた一冊は最後まで良いラブコメを読ませてもらったという気持ちでいっぱいだ。お姉ちゃんである紫苑の立ち位置も個人的にはかなり気に入っていて二人の掛け合いが好みなのは言うまでもない。最後に何よりも距離をとった瀧浪先輩との向き合い方がとても美しくてやっぱりラブコメってこうだよなって充足感に満たされた。完結おめでとうございます!