ルナティック・ム-ン 2
発売日 :
2003/12/25
「繭」の陰で新たな<稀存種>が蠢く…
第4の「稀存種」としての能力に目覚め、機械都市バベルでケモノ殱滅のためのウエポンとして慣れない生活を始めたルナ=イル。 そして、前回の戦闘で負傷したため、降格してしまった変異種の少女シオン。 二人は共に真の能力を発揮できず、苦悩の日々を送っていた。だが、その背後では、彼らが護るべき「村」とエデン本部とを同時に襲う大きな異変が起こりつつあった…。
かつてエデンに存在していた「繭」の力とは?そして、その影に蠢く新たな「稀存種」とは?
かつてエデンに存在していた「繭」の力とは?そして、その影に蠢く新たな「稀存種」とは?
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 649円(本体590円+税)
- ISBN: 9784840225465
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みんなのレビュー
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はつかねずみ2015/09/253ネタバレあり再読。 強引な覚醒によって急速に力をつけていくのとは裏腹に大事な人を失っていく。 不穏な外部組織、影で企むもののあるらしいカロマイン、そして不和を抱えるエデン上層部。 読者視点で見るとヤバそうなものがどんどんと見えてくるのに頼れる人ほど死んでいくのが非常につらい。 エピローグでシオンとの仲が改善されたのが救いかな……言葉にできなかった最初のお見舞いとちゃんと言葉にできた2度目のお見舞い、大事なことは言葉にせんといかんね、うん。
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灰桜@ラノベを愛でる会会長2012/03/063読了。 読後感がここまで落ち込む作品は珍しい。 でも、話がだんだんと面白くなってきた。 早速3巻に。
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Tim2011/08/113挿絵のチョイスがまともなラノベとは思えない(褒め言葉)。ルナとシオンそれぞれのサイドで交互展開していく形式で、ページ数以上のボリュームを感じた。セールさんは現在のところ一番人間臭いキャラで好みだけど、どうしても「バーゲン?」とか思ってしまう、シリアスなのに……今回名有りで登場したのにほとんど出番が無かったキャラは今後への伏線になるのかな。
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鬼平2011/04/143カロマイン非情過ぎるぜ!
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はれちゃ2021/07/162ネタバレあり導入の1巻、説明の2巻という印象でなんとなく記憶の薄かった今巻ですが、読み返してみると先々の展開につながる要素がいっぱいで楽しめました!ケモノ殲滅団体「エデン」の裏の顔が垣間見えたり、暗躍する謎の勢力が出てきたり。主人公とヒロインが少しだけ心を通わせるところも良かったです。
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