ほくほく広島ごはん 割烹ダイニング花桃の細腕繁盛記
発売日 :
2022/02/25
閉店間際の割烹を、独創的な料理で救えるか?
広島の流川。そこは中四国地方最大の夜の街。その華やかな立地にある小さな割烹・ダイニング花桃を、ひょんなことから継ぐことになる河内緋菜。慣れない経営に借金まで作ってしまうが、ある日、記憶を失った青年と出会ったことから運命が好転。
このまま店を潰すわけにいかないと決意した彼女は、広島菜、三原のタコといった地元名産の食材による絶品料理を作りだす。緋菜の人柄と料理に惹かれた客たちの応援もあり、やがて割烹は賑やかさを取り戻していく――。
このまま店を潰すわけにいかないと決意した彼女は、広島菜、三原のタコといった地元名産の食材による絶品料理を作りだす。緋菜の人柄と料理に惹かれた客たちの応援もあり、やがて割烹は賑やかさを取り戻していく――。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 715円(本体650円+税)
- ISBN: 9784049137453
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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ジュール リブレ2022/08/1183広島の繁華街・流川の割烹が舞台。アルバイトが引き継いだお店が不思議な縁で転がり込んできた居候(としか言いようが無い)とか常連さんとかの支援を得ながら独り立ちしていくお話。ツッコミどころ満載だけど気持ちよく読み終えることができて旅路にはピッタリでした。ご飯はどれも美味しそうだつたから満足です。
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まさきち2023/10/0676広島・流川で突如働き先の小さな料亭を譲り渡された緋菜。そんな彼女を夜の公園で救ったことで共に暮らし始めることとなった記憶喪失の蓮。そんな二人が広島独自の食材を使って右肩下がりの店を立て直し、見事借金返済を果たしていく物語。そんな話の中に緋菜と蓮の関係や時折見せる記憶を取り戻したのかに見える蓮、更に力になってくれている警官・佐伯の緋菜への恋心など、先が気になる要素が程よく散りばめられていて非常に楽しめる一冊でした。ぜひぜひ続編を手に取りたいお話です。
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涼2023/12/1865http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/12/post-614096.html 思いがけず、いい本でした。でも、結局蓮の記憶は戻らず、ややモヤモヤが残ります。続編はないのかなぁ。
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佐島楓2022/03/0465ネタバレありひょんなことから割烹の店主になってしまった女性が主人公。経営に携わっていなかったのにいきなりお店のすべてを任されるのは無茶すぎるし、記憶喪失と称する青年を戦力としてしまうのもふつうに考えればお人よしすぎるのでは……。一番「うーん」と考え込んでしまったのは「関東人に広島ごはんのイメージはわかない!」という点でした。名前を聞いても「なにそれ、どんなの?」というお料理、文章を読んでもピンとこない。美味しいものを描写するのはただでさえ難しいのはわかっていますが、どんなものかをわかってもらうのも難しいですね。
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mayu2022/05/1752ネタバレあり流川って、『警察密着24時』で出てくるとこでしょ。『孤狼の血』とか、ちょっと怖そうな夜の街のイメージ。そこにある割烹ダイニング花桃を引き継ぐことになった緋菜。記憶を無くしてしまった青年との奮闘記。広島名産の食材による絶品料理ってことなんだけど、うずみ飯とか美味しそうではあるんだけど。なんだか求めてるお料理小説とは違う。慣れない経営からの借金、ネットによる誹謗中傷、予約キャンセルで思うようにならない。その上製氷機も壊れてしまい・・・。ここは、侠飯の柳刃さんみたいな人のお店のほうが流川っぽい?分かんないけど。
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