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角川スニーカー文庫の新刊
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absinthe2020/02/25194面白い。『…憂鬱』と『…溜息』の間をつなぐ短編集。野球の試合となる表題作の話、チーム涼宮?超能力に翻弄される対戦相手のリアクションが爆笑。タイムパラドクスギャグの『笹の葉ラプソディ』、ラヴクラフト的怪異と対峙する『ミステリックサイン』、真相は予想の通りだが、クローズドサークルミステリ『孤島症候群』も楽しい。こういう振りにはこういう落ちだろうなと思わせて、ほらやっぱり!と笑わせて期待を裏切らない、短編集にふさわしい程よい大きさの小ネタが満載。
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海猫2011/07/01146バラエティーに富み、なおかつ中身の濃い短編集。最後の孤島症候群は推理小説としてもがっちりとした話で堪能させていただきました。
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kaizen@名古屋de朝活読書会2009/05/19120ネタバレあり「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズの「憂鬱」「溜息」に続く第3弾。「涼宮ハルヒの退屈」「笹の葉ラプソディ」「ミステリックサイン」「孤島症候群」の短編4話。「涼宮ハルヒの憂鬱」を読んで,分からなかったいくつかが、これらの短編で分かる。「笹の葉ラプソディ」では、涼宮ハルヒが、なぜこの県立高校に入ったのか。涼宮ハルヒが、なぜ、キョンを見たことがあると感じたか。涼宮ハルヒが、なぜ、キョンをSOS団に誘ったのか。ほぼ解明。
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ゼロ2022/11/18104シリーズ初の中・短編集。涼宮ハルヒの退屈、笹の葉ラプソディ、ミステリックサイン、孤島症候群の4編を収録。どれもバラエティー豊かであり、キャラクターが確立しているので、安心して読むことができる。野球したり、過去に時間移動したり、閉鎖空間で戦ったり、孤島で殺人事件が起きたり、作品としての器が広い。4編の中では、笹の葉ラプソディが良い。中学時代のハルヒにキョンが会うことになる。ハルヒの常識人な所が垣間見え、この先の展開にも繋がっていきそう。全体的にはハルヒを暴走させないよう周りが機嫌を取っている感じです。
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mitei2010/01/2795今回はアニメでも多く取り上げられていた短篇集が多いが、ハルヒの核心に触れそうな場面をチラチラと入れたのが良かった。この本が出たのが10年前になるんだな・・・。
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