七姫物語 第2章 世界のかたち

発売日 : 2004/01/25
移りゆく時の中で、少女が見つめるものは……
今ではない時代、ここではない場所。 そこでは、七つの都市が先王の隠し子と呼ばれる姫君を擁立し、国家統一を目指して割拠した。
 その中の一人、野心に満ちた大嘘つきの若者、テンとトエに担がれ、七宮カセンという都市国家を統べる姫となった少女カラスミ。 名もなき市井の人であったはずの彼女が、姫としての道を歩み始めた時、世界が静かに動き始めた……。
 第9回 電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作、待望の続編!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 627円(本体570円+税)
  • ISBN: 9784840225748

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みんなのレビュー

  • 幸音
    2015/11/01
    冬のお話。傭兵将軍キリハの登場以外は、ゆったりとした流れの2巻。黒胡椒を使ってヒカゲをいじるテン様や空澄姫の大人形に笑った。仲の良いテン様とトエ様のやりとりを眺めるカラとヒカゲの構図が平和で微笑ましい。絵空師エヅさんもまた登場してほしい。ラストで、変わらない空気の中で進む彼女との対話は、立場上対立してるように思えないほど。p197の「私は、もうお祭りの中にいます。3年前始めました」「僕らのお祭りは、まだ前夜祭ぐらいだしね」の言葉が好き。口絵カラーの空澄以外の姫殿下達の絵は、p125で触れられた錦絵なのね。
  • 紫鈴
    2007/04/01
    雪のため戦のない、一見穏やかな冬の祭りの始まり。今回初出の絵描きさん、四宮の傭兵将軍キリハ。どういった形にしろ、また会える時がくるでしょう。本当は2人とも七宮に留まって欲しかったけど。ヒカゲが無口なんだけど、だんだん性格とか感情面がわかってきて、本当にいい子です。☆5
  • 2020/01/20
    電子書籍。読み放題。七姫たちが少しずつ出てきたり。カラとして街で過ごす日常が描かれたり。大きな戦いはなく、緊迫した場面はあれど、ゆるやか。最後のクロハさんとの会話がなんともうつくしくて好きだなと思った。
  • イソ
    2019/01/31
    ネタバレあり
    琥珀姫が流刑され、七姫が六姫に。それでも生活はあまり変わらないから姫ってあまり影響無いかと思いきや、二の姫三の姫見てるとそれぞれなのかね。雪が散らつく中の桜の壁画、絵描きと話してる場面が印象的。雪の季節、他との動きは無く、姫の関係などの説明が主でした。次巻から春で、話が動きだしそう。
  • 芙蓉
    2018/09/15
    東和と称される国にある七つの都市に一人ずつ姫がいる。1巻目で七つ目の都市である七宮カセンの姫、空澄姫(からすみひめ)であるという大きな嘘を世界に対してついているカラカラとその後ろ盾であるテン様とトエ様。偽物のお姫様とその裏にいる訳ありな大人二人。手に汗握るアクションなどはないがひっそりと確実に世界の流れの中に身をとしている三人。緊張感があるという訳でもないのだけれど川の流れのように抗えずに流れていく。三人でお祭りをしているという台詞が好き。まだ前夜祭だと言うところも