永遠の昨日
発売日 :
2022/03/23
榎田尤利の名作BL、大改稿の上待望の文庫化!ピュアで切ない、白の恋物語
17歳、同級生の満と浩一。
ふたりは正反対の性格ゆえに、強く惹かれあっている。
しかしある冬の朝、浩一はトラックにはねられてしまった。
頭を強く打ったはずなのに、何喰わぬ顔で立ち上がる浩一。
脈も鼓動もないけれど、いつものように笑う浩一は確かに「生きて」いて、
その矛盾を受け入れる満。
けれどクラスメートたちは、次第に浩一の存在を忘れ始め……。
生と死、性と青春が入り混じる、泣けて仕方がない思春期BL決定版。
ふたりは正反対の性格ゆえに、強く惹かれあっている。
しかしある冬の朝、浩一はトラックにはねられてしまった。
頭を強く打ったはずなのに、何喰わぬ顔で立ち上がる浩一。
脈も鼓動もないけれど、いつものように笑う浩一は確かに「生きて」いて、
その矛盾を受け入れる満。
けれどクラスメートたちは、次第に浩一の存在を忘れ始め……。
生と死、性と青春が入り混じる、泣けて仕方がない思春期BL決定版。
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 704円(本体640円+税)
- ISBN: 9784041119679
角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
-
りゅう☆2022/03/2589交通事故で浩一が死んだ…ハズなのになぜか生きてる。死んだことを受け入れたくない満。でもだんだん浩一の存在が他の人から見えなくなってきて…。ノベルズ版、単行本からの大改稿版。前作に比べ会話より満の心理描写が多め。でもその言葉の選び方がさすが榎田さんでスバラシイ。登場人物の設定が違ってたり、今まであったシーンがなかったり、新たなシーンが増えてたり。初キャンプがいい。旧版新装版は満が大学生になったところで終わるけど、今回はこのコロナ禍現代へ。「みっちゃん。俺と同じくらい、好きになれる人と出会って」という言葉を→
-
りゅう☆2022/12/0978祝ドラマ化。1話鑑賞の都度、原作へ。この角川文庫版のみ掲載されてるキャンプのシーンはキュン度数上がりまくり。原作読みながら映像シーンが甦るんだけど、やっぱり榎田さんの言葉一つ一つが深い。ラストの浩一視点は胸がギュッとしまくり。ドラマでもっともっと榎田さんの言葉を使ってくれてたらいいのになーって。「もう逝って、いいよ」一番グッとくるこの言葉がなかったのが残念。浩一役小宮璃央くん、満役井上想良くん、キュンさ、切なさ、悲しさ、嬉しさを魅させてくれてありがとうございました。【再読祭】
-
papako2024/09/3044白泉社版を読んでいて『もう逝って、いいよ』にやられていて、加筆があるとのことで読んでみました。かなり記憶と違っているけど自信ない。なので白泉社版を再読しよう。いろいろ違うかもしれないけれど、甘い甘いお話には違いなかった。そして最後の『もう逝って、いいよ』やっぱりいいな。
-
イオちゃん2022/04/1341高2の浩一と満。二人で登校中、交通事故で浩一は即死、だったはずが…。身体は損傷、心停止、なのに、会話ができて、実体もある。オカルトファンタジーではあるけれど、日常がいきなり切り取られることを受け入れられない二人の葛藤が切ない。別れは避けられないけれど、神様がくれたアディショナルタイムを有効に使えて良かったね。
-
さおり2022/04/0441ネタバレあり満と浩一。正反対の性格で、惹かれ合う高校生のふたり。物語が始まってすぐに浩一が事故に遭います。やがて死ぬ悲恋ものはよくあるけど、いきなり死ぬのは斬新。で、死んだはずなのに動くの。頭が陥没してる描写が怖くて一旦本を閉じましたが、その後だんだんBLらしくなったので大丈夫でした。最終的にはエロいシーンを読みながら泣くという貴重な読書体験ができたし。帯に「榎田尤利の傑作BL3作を角川文庫化!」とあるけど、あとふたつ、大丈夫かな。この作品よりずっとBLが濃ゆい予感がするんだけど、、、。
powered by
レビューをもっと見る