後宮妃の管理人 6 寵臣夫婦は企てる
発売日 :
2022/03/15
異国の姫の後宮入りが呼ぶ波乱。国を巻き込む試練に寵臣夫婦はどう動く?
後に『醜毒の乱』と名付けられる国家転覆の企ては、優蘭と皓月、健美省の活躍で解決に至った。後宮に巣食う黒幕は排され、これで穏やかな春が迎えられる――そんな優蘭の願いも虚しく、新たな波乱が幕を開ける。件の事件の謝罪として、隣国の姫君・桜綾が後宮入りすることになったのだ。
この桜綾がとんだワガママ姫で、事あるごとに妃嬪たちと衝突。ついには四夫人の一人・静華に喧嘩を売るという、優蘭が最も恐れていた事態に発展し!?
国をも巻き込む新たな試練。渦中の姫に、寵臣夫婦は何を見る?
この桜綾がとんだワガママ姫で、事あるごとに妃嬪たちと衝突。ついには四夫人の一人・静華に喧嘩を売るという、優蘭が最も恐れていた事態に発展し!?
国をも巻き込む新たな試練。渦中の姫に、寵臣夫婦は何を見る?
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 726円(本体660円+税)
- ISBN: 9784040743370
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みんなのレビュー
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よっち2022/05/0731優蘭と皓月、健美省の活躍で解決に至った醜毒の乱。しかしそれが落ち着く前に、件の事件の謝罪として隣国の姫君・桜綾が後宮入りする第六弾。ことあるごとに周囲と衝突し、ついには四夫人の一人・静華に喧嘩を売ってしまう桜綾。国家間の問題に発展しかねない状況を憂慮する優蘭、妃たちが気づいた桜綾に対する違和感。危機的状況に後宮内の派閥を乗り越えた協力体制ができて、優蘭たちが積み重ねてきたことがようやく認められてきたということなんですかね。二人の結婚に至る背景も明らかになりましたけど、一息つけた優蘭たちの関係進展にも期待。
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よっしー2024/08/0926今回は隣国から後宮に新しい妃がやってきました。我儘過ぎる姫様と思っていたのですが、蓋を開けてみればまさかの黒幕が隠れていました。国家間の問題にも発展しかねない面倒な案件でしたが、優蘭の本領発揮で、無事に解決でした。晧月も思いが通じた事もあり、甘々な展開も沢山あり、読む側もほっこりでした。さて、賑やかになった後宮、今後はどんな展開になるのか、楽しみです。
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那由多2023/11/0422優蘭の本領発揮。そもそも優蘭はこういう仕事をする人であって、こっちもそれを期待してシリーズ追いかけてるんですよ。政治云々は皓月や皇帝辺りが頑張ってください。今回優蘭をサポートしてくれた、長孫爽と杜左丞相は好感度高し。
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かなで2022/09/1221ネタバレあり範宦官長による国家転覆の企て『醜毒の乱』は集結したかに思えたが、範宦官長と繋がっていた和宮皇国から謝罪品として第一皇女を後宮に差し出すという。しかし、その背後には杏津帝国の影が。しかし、第一皇女桜子─桜綾は、妃にまで喧嘩を売る始末。そして、優蘭にも礼部にも事前に掴めなかった情報が、杜左丞相により判明する。この杜左丞相が実は優蘭を抜擢した張本人で──。→杜左丞相のような上司を持ちたいです(真顔)。婚姻式もやり直しして、きちんと夫婦になった寵臣夫婦は安泰に見えるな。四夫人たちが優蘭に褒め言葉を(続)
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粋2024/01/1510寵臣夫婦のいちゃいちゃが可愛くてたまりませんな(笑)そして、左丞相が面白くて好きだな。それに、お偉いさんがヤル気満々で悪者退治するノリがまた面白い。地道に優蘭が築き上げてきた信頼が雨降ってより地固まりましたね。ドロドロが十八番の後宮・宮廷がなかなかいい関係性になってきているのも読んでいて気持ちがいい。まあ、優蘭の空泉苦手意識はなくなることはないだろうけど(笑)さて、次はあの国との問題勃発かしら。
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