龍に恋う 贄の乙女の幸福な身の上 四
発売日 :
2022/05/13
秘密を抱える少女と青年が、互いの幸せな居場所を見つける物語。
●〇●待望のシリーズ4巻!●〇●
勤め先の先輩である瑠璃子(るりこ)が出奔してしまったーー。折しも、口入れ屋・銀古(ぎんこ)の繁忙期。珠(たま)は瑠璃子の代わりに、秋桜(コスモス)の咲き乱れる洋館での勤めを任される。
珠なりに洋館の"人ならざる者"に真摯に向き合って縁が結ばれ、洋裁を習うことに。銀市(ぎんいち)のシャツを仕立てながら彼を想い、しだいに乙女らしい感情も育んでいく。
銀市も彼女の花開く姿を慈しむ一方、珠がいずれ自分の手を離れる予感と、只人として生きるには強すぎる彼女の贄の力を憂いていた。さらに、瑠璃子失踪の原因となった存在も珠にそそられ……?
●〇●道草家守の新作『青薔薇アンティークの小公女』も2022年5月、同時刊行●〇●
勤め先の先輩である瑠璃子(るりこ)が出奔してしまったーー。折しも、口入れ屋・銀古(ぎんこ)の繁忙期。珠(たま)は瑠璃子の代わりに、秋桜(コスモス)の咲き乱れる洋館での勤めを任される。
珠なりに洋館の"人ならざる者"に真摯に向き合って縁が結ばれ、洋裁を習うことに。銀市(ぎんいち)のシャツを仕立てながら彼を想い、しだいに乙女らしい感情も育んでいく。
銀市も彼女の花開く姿を慈しむ一方、珠がいずれ自分の手を離れる予感と、只人として生きるには強すぎる彼女の贄の力を憂いていた。さらに、瑠璃子失踪の原因となった存在も珠にそそられ……?
●〇●道草家守の新作『青薔薇アンティークの小公女』も2022年5月、同時刊行●〇●
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 748円(本体680円+税)
- ISBN: 9784040744179
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みんなのレビュー
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ダージリン2022/10/2043ネタバレあり珠が姿を消した瑠璃子さんの代わりに洋館で働くところや、コスモスの君との交流が好きです。後半の瑠璃子さんの過去と復讐の顛末もスリリングで良かった。そして銀市と珠のお互いに秘めた恋の行く末も楽しみです♪
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はなりん2022/08/2840シリーズ第4弾。瑠璃子の巻。突然姿を消した瑠璃子の代わりにあるお屋敷に仕事に行く事になった珠。そこで絵画から抜け出したメイドのコスモスの君との交流はほっこりした。そのお屋敷の一族と瑠璃子の謎の失踪は繋がっていて、吸血鬼と過去と対峙する瑠璃子がかっこよかった。そして、珠の銀市への想いが徐々に育っていく様子と、銀市の珠への想いがなんだか切ない。贄の体質と龍の血が障害になりそうな匂わせがあるけど、2人には幸せになって欲しいなぁ。
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dorimusi2023/10/16384巻目。今回は瑠璃子の話し。瑠璃子はもっと引っ張るかと思ったけど普通に狂骨の次でした。今回も面白かったです。洋装とか舶来品がいっぱい出てきた巻でした。マンガだと珠の試着とか楽しめるんだろうけどね。 しかし珠の変化引っ張るな。。 ちょっと予想外だったのは瑠璃子はもっと昔から生きてるというか昔に妖怪になったのかと思ってた。100年経ったら尾が分かれるんじゃないのかと。
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はづき2022/09/1037ネタバレありシリーズ4作目。今回は猫又の瑠璃子ちゃんが主役!表紙の瑠璃子ちゃんの装いめっっちゃ良いですね。急に辞めるって言ってきたから何事かと思ったら、過去が垣間見れてしっかり解決できて良かったですよ。あと珠ちゃんが銀市への想いに気づくのはまだもう少し先かな?焦れったいですね(笑) 銀市は何か考えがあるんでしょうね、若干不穏な感じで終わったかな…? 最後の一緒にダンス踊ったのとかは凄く良かったね。銀市と踊るなんてドキドキしますよ、誰だって(笑) 銀市の過去とかもっと知りたいなって思っちゃうね。いつか垣間見れたら良いな
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mariann2022/10/2635表紙の可愛さが!もうこれだけでもいい(笑) 今作は瑠璃子さんがメイン。江戸時代は今では遠い昔だけど大正期にしてみればまだまだ祖父や祖母の時代だったんだなぁ。西洋文化が一気に花開いた時代、輸入されてきたものはもちろんいいものだけではない。それにしても珠の成長!ついに怒りました(笑)言いたいことは胸にしまわず出してもいいんだよ。と言われたことを素直に実践していて人の感情が出てきました。逆に蓋をして奥にしまったのは銀市か。こちらはすべて解放しておしまいなさい♪ 手放したくない銀市はどうするんだろうか。
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