ラクエンのサダメ The mirage
発売日 :
2004/03/25
大切な人がいますか? 好きなものだけに囲まれていれば幸せですか? あなたに本当の”楽園”はありますか?
あなたには”楽園”はありますか? 好きな人や好きなモノに囲まれていればそれで幸せですか? 誰も死なない。誰も苦しまない。誰も穏やかな生を約束された地。そんな場所があったなら、あなたは行ってみたいですか。―そこが、ヒトでなくなる場所だとしても。「楽園なんか無い」悪意ばかりが溢れかえる世界で、人間のなれの果てを狩るレイオットは言う。世界はくだらない。不公平で不条理で無意味だ。だけど、それでも絶望しきれないから人間は足掻くんじゃないのか―。 榊一郎が贈る好調のハードボイルド・アクションファンタジー第6弾!!
- レーベル: ファンタジア文庫
- 定価: 682円(本体620円+税)
- ISBN: 9784829115954
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ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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どんちん2016/01/1111ネタバレあり源流魔法師、完全体と新たなカテゴリが確立され、しっかりとストーリーに組み込まれてきたようだ。終盤に向かってはっきりと動き始め(あとがき)...。ふむ、なるほど、確かに周りが動き出したことは感じる一冊であったが、終盤に向かったという感じではなかったかな。でも、前回で折り返しということらしいので、ある意味、終盤に”向かう”ということは正しいかw 個人的には、ルチエラという新たなキャラをもう少し生かしてほしかった。思想のない、ニュートラルな立場の完全体という設定は必要なんじゃないかなぁ~
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ぎお2013/05/194ルチエラは一巻限りで退場するには惜しいキャラだった。ドルフは余裕ぶっこいていたわりにあっさりと殺されちゃったな。アル坊やの依頼主がラスボスか? プリン男爵とは違うようだが。にしても、ネリンの存在は本当にいやしだな。何気にカペルがちゃんと怒られたのは今回が初か。彼女にとってもいい存在だな。
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toriko2017/06/132ネタバレあり源流魔法師や完全体の存在が示唆されたことで折り返し。ルチアナいい子だったなぁ。カペルがじょじょに人間らしさを取り戻しつつあるのもわかってきた巻だった。骨折って相当いたい気がするんですけどよく顔色変えずにあんたって子は。にしてもヴェリズモ物産がこっそりすごい気がします。どうやったらテリサみたいな従業員を抱えられるの?
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オダ2014/10/302自分がそうなっていたかもしれないifやもしもって感じの他人の姿を見ると下手に共感しやすい分、気は滅入るし腹も立つ。
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草薙香里2013/11/252こんなところから戦闘始まってきちんと巻内で終わるのか不安でしたが上手にたたみましたね。老いも病もがひらがなで おいも やまいも と表現されたときは何この人死ぬ前に芋の話始めたと勘違いしました笑
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